犬歯は上下顎それぞれに一対(計4本)ある[1]。犬で良く発達しているため、犬歯と言うがそのほか、槍のようにとがっていることから尖頭歯ともいう。
ヒトの場合には切歯とともに前歯を構成する[1]。裁縫の際に糸を引っ掛けて切ることができることから、糸切り歯ともいう。口を閉じたときの口角部に位置し、歯根が他の歯に比べ長い。
近心側隣接歯は側切歯、遠心側隣接歯は第一小臼歯である。萌出が周囲の歯よりも遅いため、萌出するスペースが残っていないことがあり、この場合唇側転移をすることが多い。これを一般に八重歯(やえば)という。
なお、乳歯の段階では永久歯の犬歯に相当する乳犬歯がある[1]。