白玉 白玉粉で作った団子 From Wikipedia, the free encyclopedia 白玉(しらたま)とは、白玉粉と呼ばれる米の粉で作った団子である。 白玉団子(長崎県島原市のかんざらし) 概要 白玉粉に重量の80 - 90%の水を加えてこねて、一口大の大きさに成形し、沸騰水で茹でて冷水に取り、汁粉に入れたり、あんみつ・みつまめやかき氷に添えたりするほか、白玉汁として副菜になる場合もある。 比較的安価な餅粉は、白玉粉と同じく餅米を原材料とするが製法が異なり、代用すると白玉特有の滑らかな舌触りが得られない。米の代わりにジャガイモをゆでてつぶし、片栗粉と練り混ぜて小さなじゃがいも団子を作ることもできる[1]。 白玉を添えたあんみつ 白玉を添えたみつまめ 白玉を添えたかき氷 歴史 一説には鎌倉時代に、中国・南宋へ禅の修行に訪れた日本の修行僧、日本への渡来僧が「湯円」をもたらしたといわれる。一般に広まったのは、江戸時代・元禄のころで、砂糖や甘味の餡が入手しやすくなったので大衆化されたという[2]。江戸後期から明治に流通した、白玉粉の商品パッケージを集めた貼り混ぜ帳を見ると、寒ざらし(寒製)をうたう商品が当時からあったとわかる[3]。 白玉を食べる時期 白玉を食べる時期は特に定まっていないが、月見(旧暦8月15日夜)に供されることが多い。また、一般化されていないが、全国穀類工業協同組合は、白玉を2つ並べると8の字になることから「8月8日は白玉の日」と定めている[4]。 食品の物理的特性 振動を与えて食品の粘り(粘性)ともちもち感(弾性)を計測する資料として、白玉を用いた手法が考えられた[5]。 事故 日本の学校給食などで、幼児・児童が白玉を喉に詰まらせる死亡事故が発生している。日本小児科学会は、丸くてつるっとしているものは子どもが喉につまらせやすいとして、うずら卵、ブドウ、サクランボ、ピーナッツ、白玉団子、ミニトマトを子どもが喉に詰まらせる危険性のある食材としてあげている[6]。 2010年、栃木県真岡市で、当時小学校1年生の男子児童が、給食の白玉汁の白玉団子(冷凍白玉)を喉に詰まらせ意識不明の重体となった。2013年1月に亡くなった[7][8]。 2012年、東京都あきる野市の認可保育所で、1歳6か月児が白玉で死亡[7]。 2012年、栃木市の市立保育園で、フルーツポンチが提供され、2歳の女児が白玉を喉に詰まらせて死亡[7][9]。 脚注 [脚注の使い方] [1]庄島 1868, pp. 22–23 [2]白玉粉の歴史 [3]大久保 & 1800-1869, pp. コマ番号0007/jp2-0011/jp2 [4]今日は何の日?8月8日。今日は白玉の日(日本食糧新聞) [5]杉山 1990, pp. 18-38 (コマ番号0028.jp2-) [6]ブドウ、ミニトマト、サクランボ、餅やイカも・・・子供の窒息事故 防ぐために覚えておきたい3種類の食材とは (tys NEWS、2024年2月28日) [7]誤嚥窒息事故事例 2024年9月15日閲覧。 [8]給食の白玉団子のどに詰まらせ死亡 小1男児の両親の請求棄却 宇都宮地裁 - 産経ニュース - 2025年6月21日閲覧。 [9]元園長ら3人書類送検=女児白玉詰まらせ死亡―栃木県警 - 日本応急救護普及協会-JERSA MFA講習 ≪救急法、救命法、応急手当、ファーストエイド≫(2014年3月26日) - 2025年6月21日閲覧。 参考文献 主な執筆者や編者の50音順。大久保葩雪 編「汁粉・白玉粉・笹の雪」『商牌雜集』(和綴) 11巻、国立国会図書館(電子化)、(コマ番号0007/jp-0011/jp2)2頁。doi:10.11501/2591826。国立国会図書館書誌ID:00010589721。インターネット公開(保護期間満了)貴重書・準貴重書等のため、原資料の閲覧には事前の申請が必要。 きょもり(著)、大阪市立大学生活科学部(編)「生活科学部「食品栄養科学科」&大学院「食・健康科学講座」学生考案オリジナルレシピカード展開プロジェクト」、大阪市立大学、2020年7月15日、OCLC 1191865541、2022年9月2日閲覧。2020年1月配布分。公立大学法人大阪 法人企画部 広報課発行。 「白玉」『江戸物価事典』 6巻、小野武雄(編著)、展望社〈江戸風俗図誌〉、1979年、344頁。国立国会図書館書誌ID:000001413662。国立国会図書館内限定公開。当時の食品の値段を調べた。岩おこし、幾世餅(いくよもち)、汁粉、揚げ昆布、心太(ところてん)、水飩(すいとん)、ゆで卵、田楽、冷水売(ひやみずうり)。 庄島元三郎『甘藷里芋馬鈴薯料理 : 日用経済』1868年、22-23頁。doi:10.11501/849031。国立国会図書館書誌ID:000000486574。全国書誌番号:40069148。ジャガイモから白玉を作る。別題『常食軽便料理法』 「馬鈴薯白玉拵へ方(こしらえかた)」p.22 (コマ番号0017.jp2) 水で煮たジャガイモをつぶして片栗粉と5対1で練り混ぜ、平らに伸ばして蒸しあげる。そこに片栗粉を20-30匁(@3.75g×20-30)加えて練り、小さな団子に丸める。鍋の熱湯に放し、すくい上げて冷水にとる。 「馬鈴薯白玉汁粉拵へ方」p.23 (コマ番号0017.jp2) 上記の割合で作った団子を使う。小豆の汁粉の代わりに、ゆでてつぶしたジャガイモを溶いて用いる。 杉山 純一「食品の物理計測に関する研究」、豊橋技術科学大学、1990年、CRID 1110282785113105536、doi:10.11501/3084413。インターネット公開。乙第13号、工学博士。 関連項目 寒ざらし シラタマノキ 外部リンク ウィキメディア・コモンズには、白玉に関連するカテゴリがあります。 浅田飴 中華風白玉団子のシロップかけ シュガーカット・レシピクラブ 学校法人香川栄養学園 女子栄養大学 お月見しらたま 同学の学食 高等学校教諭対象 調理実習及び栄養学教育セミナー同学 短期大学部 全日本外食流通サービス協会(JFDA) 白玉粉 第一三共 黒糖白玉だんご eヘルシーレシピこの項目は、食品・食文化に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(Portal:食)。表示編集 Related Articles~TimelinesTop QsFact Checks