目白
東京都豊島区の町名
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地理
豊島区南部に位置する。同区長崎、南長崎、西池袋、南池袋、雑司が谷、高田、新宿区高田馬場、下落合と接している。東日本旅客鉄道(JR東日本)の山手線目白駅を中心とする。
概要
巷間で言われる「目白」のイメージは、由緒ある高級住宅街で、一丁目(目白駅東側)のほとんどを占める学習院大学および三丁目に所在する尾張徳川家由来の『徳川黎明館』『徳川ビレッジ』、さらには隣接する新宿区下落合の歴史的背景に依拠するところが大きい。文教地域として知られ、近接する目白台と共に幼児教育の私塾が数多く存在する。山手線の駅が位置しているにもかかわらず、殆どが住宅地であり商業施設や娯楽施設はほとんどない。
目白一丁目の大部分を学習院大学キャンパス(学習院大学、学習院中・高等科)が占める。また、目白通りを挟んで学習院向かい側の二丁目には、川村学園、目白小学校がある。三~五丁目は目白通りを挟んで新宿区下落合と隣接している。
豊島区目白と田中角栄元首相→田中眞紀子私邸や日本女子大学の所在する文京区目白台は異なる街だが、混同されることが多い。もっとも、両者とも元来目白不動尊の一帯の台地を「目白台」と呼称してきたことから生まれた地名であり、雑司が谷を挟んで近接している。
汎称地名
汎称地名としての「目白」は新宿区下落合も「目白」と呼ばれることがあり、椎名町や西池袋といった目白からかなり離れた地域でも集合住宅名に目白を冠したものが存在する。
このうち新宿区下落合三丁目は明治時代に近衛氏、水上氏、相馬氏の旧華族の大邸宅が建ち、その後一般に分譲された現在の下落合二~四丁目に大正時代、箱根土地株式会社(後のコクド、現在は解散)が開発・分譲した「目白文化村」である。50年以上住んでいる目白住民は「目白が丘」と呼ばれる「高台」部分を「目白」と認識しており、実際の下落合駅付近や中井駅付近は、その「高台」からはずっと離れておりなおかつそれらの駅自体は「高台」より下にあるため、目白としての認識度は薄い。
近隣の文京区目白台や新宿区下落合が、その「高台」部分でありそれを総称して「目白」と呼ばれることが多い。具体的には、キリスト教の教会である目白聖公会は、豊島区の目白ではなく、新宿区下落合にあるが、最寄り駅は目白駅であるため、そのような名称とされている。クリスマスには目白聖公会の敬虔な信徒により目白駅前でクリスマスキャロルを歌う「キャロリング」を行うのが恒例行事となっている。
地価
住宅地の地価は、2025年(令和7年)1月1日の公示地価によれば、目白2-36-16の地点で107万円/m2、目白4-19-29の地点で112万円/m2となっている[5]。
