福者
カトリック教会における称号
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福者とされるまで
選考には二段階の審査を経る。まず第一段階では、管区大司教により生前の功績や残された著書が調査される。殉教者以外は、功績の中に奇跡の取次ぎがあった方が望ましい。第二段階では、列聖省で調査が行われ、最終的にローマ教皇によって列福宣言がされる。通例、これらの手続きには早くても本人の死後数十年を要する。ただし、生前から聖女とたたえられたマザー・テレサ、長期にわたる在位で全世界を司牧し、信徒のあいだで圧倒的な人気のあったヨハネ・パウロ2世など、死後数年にして列福された例もあり、この点は生前の人望や人気に左右される性質のものである。ヨハネ・パウロ2世の列福の手続きが異例の早さで進められたのは、後継教皇のベネディクト16世の意向が強く働いていた[2]。
福者に対する信心は、殊に関係の深い地域の教会での典礼において許可されている。ただし全世界の教会の典礼で公的に記念する義務はない。
すべての福者はその記念日を持っており、通常は当人が死去した日をそれに当てる。
カトリック教会以外での用法
著名な福者
→「福者の一覧」を参照
- ドゥンス・スコトゥス:哲学者・神学者
- アンジェリコ
- ヤコブス・デ・ウォラギネ
- ペトロ岐部と187殉教者:日本人殉教者
- 中浦ジュリアン:司祭、日本人殉教者
- ディオゴ結城:司祭、日本人殉教者
- ニコラオ永原ケイアン:日本人殉教者
- カール1世 (オーストリア皇帝)
- ニコラウス・ステノ
- アンナ・カタリナ・エンメリック
- 高山右近:日本人殉教者
- アルバロ・デル・ポルティーリョ:司教