競駝
ヒトコブラクダによる競走
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概要
歴史
児童騎手問題
ラクダは馬と違い、複雑な操作をしなくても全力で疾走するため、騎手は手綱を持って走る方向だけを調節していればよく、高度な騎乗技術が要求されない。このため、騎手は体重が軽ければ軽いほど有利となり、従来は競駝の騎手として4~6歳程度の児童が使役されていた。多くの児童騎手は人身売買のような形で取引され、十分な教育の与えられない環境で競駝に従事させられていた。
しかしこのことが児童労働として人権擁護団体などから指摘され、国際的に問題視されるようになると、アラブ首長国連邦やカタールなどはこれに配慮し、騎手に年齢制限を設けたり、少年騎手の社会復帰のために経済的援助を行うなどの対策をとりはじめた。
また近年では騎手に代わり駱駝を操作する機械騎手の導入も進んでいる。これは最初スイスのロボティクス企業であるK-Team Corporationによって開発され、年々軽量化などの改良が施されている。自動操縦のほか、リモコンによる遠隔操作もできるようになっている。
関連項目
- ヒトコブラクダ
- 児童の権利に関する条約
- アーマド・アジュテビ - 元競駝の騎手(競馬に転向)。

