籠
編み上げて作る容器、および網目の開いた容器
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概説
茎状あるいは短冊状の素材を組み合わせて作る。
素材
手近な植物性素材である籐(ラタン)、葦、(東洋では)竹や柳などの他、馬の毛、鯨ひげなどの動物性素材も用いられ、近代以降は針金(金属線)製、鋼線をビニールで被覆したものや真鍮製(被覆無し)、ステンレスや銅製、合成樹脂、熱可塑性樹脂などが使用されることもある。大量生産する場合は、不揃いになりがちな自然素材が減り、合成樹脂や金属素材の使用頻度が上がる。
制作
植物性素材の場合は、まず茎や蔓を簡単に加工しておいてから編んだり、「へぎ板」を作っておいてから編む方法もある。
農園のある地域では籠の材料の種類も豊富で(ラタン、温帯地域の薄い葉を持つヤシ科の植物、熱帯地域の広い葉を持つパイナップル科の植物など)、籠編み技術にも影響を与えた。材料の種類によって籠編みの技法は異なる。籠編みの技法を用いて色、材料、大きさ、パターン、ディテールなどで自由に表現でき、芸術的な作品も制作可能である。
一般人が自作することもできる。入門書などが刊行されていて、蔓、枝、樹皮、竹皮、わらや ワイヤーなどの他、エコクラフトテープ、細く丸めた広告チラシ類も材料にできる[2][3][4][5]。
用途
運搬用の容器
商品の搬送に使われた。
収納、整理整頓、食品入れ
室内や店頭で、物品を分かりやすく揃えた。サンドイッチなど軽食品の移動と入れ物にも使用した[7]。
- 「カゴと六つのオレンジ」(フィンセント・ファン・ゴッホ画)
- 店頭(店先)で、商品の果物を並べておくのに使われているカゴ。(「フルーツバスケット」)
洗濯道具
洗濯した服を入れるのにも使われる。
調理道具
ふるいとして使うこともある。
農具
農具として収穫物を収めたり、種や穀物の識別時に使われる。家禽類を入れる檻のように使うこともある。
漁具
ペットのベッド
クッションなどを入れて、ネコやイヌなどのベッドとして用いられることもある。
- 犬のベッド
- ネコとバスケット
宗教儀式の道具
平安時代の「髯籠(ひげこ)」は竹を編み残した端があり、柱や旗竿の先に依り代として付けられた。
装飾
歴史
材料
比喩および文学的用法
「to hell in a handbasket 」は「急速に悪化する」ことを意味する。語源は明らかにされていない。
「basket 」は「婚外子」の意味で主にイギリス英語で使用されることもある[9]。