粳 アミロースを含み粘り気の少ないイネやオオムギの品種 From Wikipedia, the free encyclopedia 粳(うるち)とは、イネやオオムギなどの作物でアミロースを含む品種[1]。 概要 粳の対義語は糯(もち)であり[2]、組成としてアミロースを全くあるいはほとんど含まないものを糯、アミロースを含むものを粳という[1]。これらの性質のことを糯粳性(もちうるちせい)という[3]。 糯性植物も粳性植物が変異したことによって生じた変異体である[4]。ヨード・ヨードカリ水溶液との呈色反応において青色を示す[3]。 粳のほか糯の品種のある植物としては、イネ、トウモロコシ、オオムギ、アワ、キビ、モロコシ、アマランサスなどがある[1]。なお、「粳」の一字で粳米を意味することもある[5]。 脚注 [1]農業・生物系特定産業技術研究機構 編 『最新農業技術事典』 農山漁村文化協会、2006年、1525頁。 [2]渡部忠世・深沢小百合 著 『ものと人間の文化史 もち(糯・餅)』 法政大学出版局、1998年、2頁。 [3]日本作物学会 編 『作物学用語事典』 農山漁村文化協会、2010年、202頁。 [4]農業・生物系特定産業技術研究機構 編 『最新農業技術事典』 農山漁村文化協会、2006年、1126頁。 [5]『大修館漢語新辞典』 大修館書店、2001年、914頁。 関連項目 デンプン Related Articles