精興社タイプは、1930年から3年かけて、君塚樹石の技術協力により開発された。細身でやや小ぶり、独特のカーブをもつひらがなが最大の特徴である。長らく活版印刷で提供されていたが、活版印刷の衰退に伴い、写研の写植機に搭載されることになった。近年のDTPの普及に伴い、OpenTypeの精興社書体が開発された。
精興社での印刷時のみ使用可能なためフォントの販売はされていない。ベントン母型の一覧は『青梅市文化財総合調査報告 活版印刷技術調査報告書 改訂版』(2002年,改訂版2004年/青梅市調査委員会)に掲載されている。