網切
日本の妖怪
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概要
昭和以降
昭和以降の妖怪関連文献では[注 1]、網切について蚊帳やすだれを切るだけ[8][9]、または干してある網を切り裂くだけ妖怪であると解説されている[10][11]。
また、作家山田野理夫の著書『東北怪談の旅』には山形県庄内地方での話であるとして、網切が漁村の魚網をズタズタに切り裂いてしまうことが続いたので、ある者が網をすばやく家に隠して害を防いだところ、夜に虫除けのために部屋に吊っておいた蚊帳を網切に切り裂かれ、全身を蚊に刺されてしまったという話がある[12]。妖怪研究家村上健司は山形県内で「網切」という妖怪の伝承は他の資料で確認することが出来ず、「網切の伝承」であるという点は山田による創作ではないかと指摘している[3]。
