興人

From Wikipedia, the free encyclopedia

株式会社興人(こうじん、: Kohjin co.,Ltd.)は、化学繊維の製造を目的に発足し、化成品や樹脂フィルムなどの製造販売を行う企業。オイルショック後の不況と事業多角化のための借入金増加により、1975年(昭和50年)に会社更生法の適用を受け、当時としては戦後最大の倒産となった。のちに更生を果たし、2010年(平成22年)には三菱商事完全子会社となった。

種類 株式会社
設立 1937年3月
概要 種類, 本社所在地 ...
株式会社興人
Kohjin co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
103-0022
東京都中央区日本橋室町4-1-21
設立 1937年3月
業種 化学
法人番号 6010001043231
事業内容 化成品、樹脂フィルム、発酵製品、化学紙の製造販売
資本金 110億円
売上高 292億円
従業員数 659人
主要株主 三菱商事(100%)
特記事項:興人ホールディングス株式会社となった後、2018年2月清算結了
テンプレートを表示
閉じる
種類 株式会社
設立 2012年11月
概要 種類, 本社所在地 ...
興人フィルム&ケミカルズ株式会社
KOHJIN Film & Chemicals Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
105-0011
東京都港区芝公園2-6-15
設立 2012年11月
業種 化学
法人番号 1010001147706 ウィキデータを編集
事業内容 フィルム及びその関連製品の製造、加工及び販売
代表者 畠山和也
資本金 3億5千万円
主要株主 三菱商事(100%)
外部リンク https://www.kohjin.co.jp/
テンプレートを表示
閉じる

主な製品

  • 発酵製品
酵母エキスうま味調味料健康食品)、グルタチオン(医薬品原体、生化学試薬)、肥料など
機能性ポリマーモノマー塗料接着剤などの改質材、合成樹脂原料、製紙用薬品)、アデニン(医薬品中間体、核酸系調味料)
  • 化学紙
建材用原紙、耐熱紙、滅菌紙
食品包装用シュリンクフィルム

沿革

  • 1937年3月 - 日曹人絹パルプ株式会社設立、同年11月、レーヨンの製造を行う八代工場稼働開始。
  • 1941年9月 - 興國人絹パルプ株式会社に社名変更。
  • 1943年4月 - 製紙部門の富士工場稼働開始。
  • 1949年5月16日 - 東証大証に上場。
  • 1953年4月 - 溶解パルプの製造を行う佐伯工場稼働開始。
  • 1962年6月 - 八代工場でフィルムの製造開始。
  • 1968年5月 - 医薬品原体のグルタチオン製造開始。
  • 1969年1月 - 株式会社興人に社名変更。
  • 1974年1月 - 八代工場でアデニン製造開始。
  • 1975年8月28日 - 会社更生法の適用を受ける。負債総額は1500億円で、戦後最大の倒産となった[1]
  • 1975年11月27日 - 現在の東証プライムの上場廃止。
  • 1989年12月 - 三菱グループ入り。
  • 2006年10月 - 三菱商事の連結子会社となる。
  • 2010年9月 - 三菱商事の100%子会社となる。
  • 2011年3月 - 同年4月に予定していた富士工場の三菱製紙への事業譲渡を、東北地方太平洋沖地震の影響により半年間延期すると三菱側が発表。
  • 2012年11月 - フィルム・化成品・発酵・不動産管理の各事業を会社分割により分離し、興人は興人ホールディングスへ商号変更すると同時に、フィルム事業並びに化成品事業を手がける新会社として興人フィルム&ケミカルズを設立。発酵事業は興人ライフサイエンス(初代)[3]を設立の上で三菱商事ライフサイエンスの子会社とする[4]
  • 2014年4月 - 化成品事業をKJケミカルズ株式会社へ吸収分割で譲渡。同時にKJケミカルズ株式の90%を星光PMC株式会社(現:CHEMIPAZ)へ譲渡[5][6]
  • 2018年2月 - 興人ホールディングスの清算が終了[7]

事業所

分譲開発地

同社はオイルショック後の1975年(昭和50年)8月に、負債総額1500億円で会社更生法を申請して破綻したが、同社のハウジング事業部が全国各地で行っていた分譲開発が原因とされており、なかでも直接の要因は神戸市内民間最大規模のニュータウンである「興人・神鉄山の街」の大型開発とされている[8]

おもな開発地は以下の通りである。

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI