覃姓は古くから非漢民族の姓として見える。『後漢書』に漊中蛮(現在の湖南省の蛮族)首領の覃児健の名が見える[6]。唐の玄宗の開元12年(724年)には五渓蛮(やはり湖南省の蛮族)首領の覃行璋が反乱を起こしている[7]。
『後漢書』では巴郡南郡の蛮族に5つの姓があると言っており、そのうちひとつは「瞫」であるが、これと関係があるかどうかはわからない。注によると「瞫」は「審」と同音(shěn)。
姓に関する多くの文献では、南北朝時代の梁の東寧州(現在の広西チワン族自治区)刺史の覃元先(覃無克)の名をあげる[8][9]。