桁 (建築)

建築物において長辺方向に渡される水平部材 From Wikipedia, the free encyclopedia

(けた)は、建造物において柱間に架ける水平部材のうち長手方向に渡される部材。これと直交し、短手方向に渡される部材は「」という。

e:軒桁
垂木鼻隠軒桁などが確認できる
桁橋

木造建築においては、建物最上部の大棟と平行方向[注釈 1]の水平材であり、の上部で屋根の重量を柱に伝達する役目を担う。小屋梁と交差して、垂木を受けてと水平方向に架けられている(軒桁)。桁の長さを桁行、その方向を桁行方向という[注釈 2]。軒桁の上面までの高さが建築基準法にいう「軒高」となる。

煉瓦造石造建築においても屋根を木造の小屋組でかける場合には、煉瓦上、石材上に敷桁(しきげた)を渡し、梁や根太を支えて屋根荷重を受ける。

橋梁においては橋脚どうしを長手方向につないで橋上の重量を下部構造に伝える役目を持ち、こういった構造の橋を桁橋という。

猿橋町猿橋(山梨県大月市)。橋脚間に架けられた橋桁を覆うように「桁隠し」が架けられている

トラス構造において用いられる桁はトラスガーダーまたは構桁(こうこう、こうげた)という。

注釈

  1. したがって、常に長手方向とは限らない
  2. 大棟や桁に対して直交方向(妻側)に掛かる水平材を(はり)という。その長さを梁間(はりま)、方向を梁行(はりゆき)・梁間方向という。

関連項目

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