逆機
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概要
主にタンク機関車のように後方に窓のある機関車、テンダー機関車の一部[注釈 1]が行っていた。
タンク機関車やガーラット式機関車は炭水車がないため、逆機での運転は容易である。これに対してテンダー機関車は炭水車があるため、急制動をかけると重量の関係で炭水車に横圧が発生して座屈脱線が起きる危険性があったり、最高速度が制限されるなど問題点がある。実例としてドイツのプロイセン邦有鉄道P8型蒸気機関車は、炭水車との連結部の問題から正方向時には100 km/hほど出せたのに対し、逆機時は50 km/hの制限を受けていたケースがある[注釈 2]。
JR西日本が本線運転に使用していたC56-160での運用はSLシーサイド号、SL飛騨路号、SLときめき号、SL北びわこ号、SL江の川号以外の出張運転でも、往路もしくは復路が逆機となる場合が多かった。