都川
千葉県千葉市を流れる河川
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本川の概要
都川水系
都川水系と都市社会
治水問題
都川水系の上流域は田園、山林地帯が中心である一方で、下流域は同県の県庁所在地である千葉市の中心市街地となっており、同市の社会的、経済的な基盤をなしている[5][6]。昭和30年代(1955年から1965年)以降流域の市街化が急速に進行しており、1998年頃の時点で流域の53.2パーセントが市街地となっている[7][8]。そのような中で、市中心街やその外縁で発生した平成3年台風18号、平成5年台風11号などの影響による外水氾濫の被害を始め、流域での洪水被害は多発しており、都市の交通インフラや住宅等に害を及ぼしたこともあった[4]。本川である都川は河岸の一部の低地部を除いて被害が及ぶことは少ない。しかし、特に最下流で都川に合流する葭川においては、中・上流部の市街化が流域の保水能力の低下をもたらしており、これにより下流域である千葉市中心街でたびたび洪水被害が生じることとなった[9][10]。
都川は沿川部に住宅・商店が多く存在するため、洪水対策のために十分なほどの河川改修を実現することは難しく、限界があるとされる。代わりに、上流域における河川水の流出量を抑えることを目的とした多目的遊水地や防災調節池の整備、河口部における高潮被害の防止を目的とした護岸工事、葭川の都川への流入地点における排水機場および水門の整備などの対策が施されている[11][12]。
水質問題
都市化が進み、生活雑排水などが増加したことにより、公共用水域における水質汚濁が問題となっている[13]。1964年度(昭和39年度)から河道拡幅や河道掘削などの河川改修が行われてきた[14]。

