銀装
大阪府大阪市中央区に本店を置く洋菓子店
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概要
文明堂からののれん分けにより設立。現在の商号に変更するまで株式会社大阪文明堂、株式会社文明堂大阪店、株式会社銀装文明堂という商号だった時期がある[1]。
昭和30年代半ばまで、カステラは日持ちが短く高級品であったため一般の人は中々口にすることが出来なかったが、1961年(昭和36年)に当社が「紙の缶詰」というカステラ長期保存法の特許を取得。これにより賞味期限が飛躍的に伸び、コストを抑えることに成功し、カステラは庶民の食べ物に近づいたと言われている。なお、現在の商号にも用いられている「銀装」は同年に登録された商標に由来する[1]。
また、カステラ業界にて初のスライスパック化に成功。それまで一塊りで売られていたカステラをスライスして販売する事により、より手軽なお菓子として普及する事に成功した。
長崎カステラの老舗からののれん分けという経緯があるものの、独自の製法による当社のカステラは長崎カステラにない「あっさり」、「ふんわり」、「キメ細やか」な味わいで、関西を中心に支持されている[2]。カステラの種類はプレーン・抹茶・五三焼の他に、季節限定の柚子・チョコレート・桜・黒糖・甘夏・栗・黒豆がある。また、本店と工場直売店では窯出しカステラも販売している。
沿革
- 1952年(昭和27年)8月 - 大阪市南区(現・中央区)心斎橋筋一丁目にて株式会社大阪文明堂の商号で設立
- 1953年(昭和28年)8月 - 大阪府泉北郡高石町(現・高石市)に羽衣工場を開設
- 1954年(昭和29年) - 株式会社文明堂大阪店と商号を変更
- 1967年(昭和42年)2月 - 株式会社銀装文明堂と商号を変更
- 1968年(昭和43年) - 名古屋営業所を開設
- 1969年(昭和44年) - 東京支店を開設
- 1972年(昭和47年) - 東京支店を独立させ、株式会社東京銀装を設立
- 1978年(昭和53年) - 名古屋営業所を独立させ、株式会社名古屋銀装を設立
- 1983年(昭和58年)4月 - 神奈川県藤沢市に株式会社東京銀装が藤沢工場を開設
- 2005年(平成17年)7月 - 株式会社名古屋銀装を株式会社銀装に合併
- 2009年(平成21年)11月 - 株式会社東京銀装を株式会社銀装に合併