階猛

日本の政治家 (1966-) From Wikipedia, the free encyclopedia

階 猛(しな たけし、1966年昭和41年〉10月7日 - )は、日本政治家弁護士中道改革連合所属の衆議院議員(8期)、中道改革連合幹事長兼選挙対策委員長。

生年月日 (1966-10-07) 1966年10月7日(59歳)
出身校 東京大学法学部第3類卒業
概要 生年月日, 出生地 ...
階 猛
しな たけし
宮古盛岡横断道路開通式にて
2020年 撮影)
生年月日 (1966-10-07) 1966年10月7日(59歳)
出生地 日本の旗 日本 岩手県盛岡市
出身校 東京大学法学部第3類卒業
前職 みずほ証券主任研究員
所属政党民主党小沢G)→)
民進党(細野G)→)
希望の党→)
旧国民民主党→)
無所属→)
立憲民主党階G幹成会)→)
中道改革連合
称号 法学士 (東京大学・1991年)
弁護士
公式サイト 衆議院議員 階猛(しなたけし)
選挙区 岩手1区
当選回数 8回
在任期間 2007年7月29日 - 現職
その他の職歴
第2代 中道改革連合幹事長
代表:小川淳也
2026年2月18日 - 現職)
第2代 中道改革連合選挙対策委員長
代表:小川淳也
2026年2月18日 - 現職)
立憲民主党ネクスト財務金融大臣
野田佳彦「次の内閣」野田佳彦改造「次の内閣」
2024年9月30日 - 2025年9月30日
立憲民主党ネクスト財務・金融大臣
泉健太「次の内閣」
2022年9月13日 - 2024年9月23日
第3代 民進党政務調査会長
代表:前原誠司
2017年9月5日[1] - 2017年10月30日
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総務大臣政務官鳩山由紀夫内閣菅直人内閣)、衆議院法務委員長民主党役員室長、同岩手県連代表[2]民進党政務調査会長(第3代)、希望の党幹事長代理、国民民主党政務調査会長代行、同憲法調査会長、自誓会会長(第2代)[3]を歴任した。

来歴

岩手県盛岡市生まれ[4]雫石町立雫石小学校、雫石町立雫石中学校岩手県立盛岡第一高等学校卒業。2年間の浪人生活を経て、東京大学文科一類に入学。高校、大学では野球部に所属し、大学の野球部では投手を務めた[5]。東大時代の同期に小林至がいる。1991年東京大学法学部第Ⅲ類(政治コース)を卒業[6]し、日本長期信用銀行(現・SBI新生銀行)に入行。法人営業や市場部門に勤務し、総合資金部部長代理や法務部部長代理を歴任するが、1998年に同行は破綻し、新生銀行となる。

その後は在職したまま司法試験に合格し、司法修習(第56期)を経て、東京弁護士会に登録。新生銀行社内弁護士として法務部次長に就任。

2007年1月よりみずほ証券総合企画部経営調査室主任研究員

民主党

2007年、高校・大学の先輩にあたる達増拓也衆議院議員の岩手県知事選挙立候補に伴う、衆議院岩手1区補欠選挙民主党公認で立候補し、初当選した。

総務大臣政務官就任に際し公表された肖像写真(内閣官房内閣広報室
2009年9月24日、総務大臣政務官就任時の記者会見にて(右)。長谷川憲正小川淳也

2009年第45回衆議院議員総選挙で再選され、選挙後に発足した鳩山由紀夫内閣総務大臣政務官人事行政管理行政評価などの分野担当[7])に任命される。2010年6月、菅直人内閣で総務大臣政務官に再任される。

民主党内では小沢一郎の側近であり、2010年1月には陸山会事件石川知裕衆議院議員が逮捕されたことを受け、同期当選の議員により結成された石川知裕代議士の逮捕を考える会に、現職の政務三役ながら参加。1月26日参議院予算委員会において、同会への参加について「議員には不逮捕特権がある。一国会議員として考えるべき問題だ。当然の責務だ」と説明した[8]。しかし、2011年東日本大震災を機に関係が悪化し、翌年に小沢が結党した国民の生活が第一には参加しなかった(後述)[9]

2011年9月、党決算行政監視部門会議座長。同年12月、党行政改革調査会事務局長に就任。

2012年消費増税をめぐる政局では、野田内閣による消費増税法案の閣議決定に抗議して3月30日に党政調副会長の辞表を提出し[10][11]、4月23日の党役員会で受理された[12]。6月26日の衆議院本会議で行われた同法案の採決では、党の賛成方針に反して反対票を投じた[13][14]。7月2日には山岡賢次らを介して離党届が提出されたが[15]、「了解なく提出された。党にとどまる」[16]として離党届を撤回した[17][18][19][20](採決に先立ち階が小沢に預けた離党届を、山岡らが離党意思の最終確認をしないまま提出していた[21][22])。民主党は7月3日の常任幹事会で党員資格停止2カ月の処分とする方針を決定し[23][24][25][26][27]、7月9日の常任幹事会で正式決定した[28][29][30]

同年12月の第46回衆議院議員総選挙には民主党公認で岩手1区から立候補。自由民主党新人の高橋比奈子日本未来の党新人で達増拓也岩手県知事の妻の達増陽子らを破り、3選。

2012年12月民主党代表選挙では海江田万里の推薦人となり、海江田が代表に選出されると、細野豪志幹事長の下で民主党役員室長に就任した。

2014年12月の第47回衆議院議員総選挙には民主党公認で岩手1区から立候補し、4選[31]2015年1月民主党代表選挙後、民主党「次の内閣」ネクスト内閣府特命担当大臣行政刷新行政改革)に就任。

民進党

2016年9月、民進党政務調査会長代理、「次の内閣」官房副長官に就任。

2017年9月、民進党政務調査会長に昇格[32]

希望の党

2017年10月の第48回衆議院議員総選挙では希望の党公認で立候補し、5選[33]

国民民主党

2018年5月7日、民進党・希望の党が合流し結党された国民民主党に参加した[34]。5月8日、国民民主党の政務調査会長代行に就任した(9月11日退任)[35]

国民民主党離党、無所属

2019年5月11日、党岩手県連の会合で黄川田徹県連代表らと共に国民民主党を離党する意向を表明。国民民主党が小沢一郎率いる自由党と合流したことや、同年の参議院選挙岩手県選挙区において、自由党が主導していた候補者擁立への反発を離党の理由に挙げた[36]。階は同月13日に離党届を提出し[37]、同29日の党総務会で離党届が受理され、無所属となった[38]。2019年9月30日、立憲民主党・国民民主党・社会保障を立て直す国民会議の旧民進系3派による院内会派「立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム」に無所属議員のまま参加した[39]

立憲民主党

2020年12月5日、宮古盛岡横断道路開通式にて

2020年7月、立憲民主党・国民民主党が合流してできる新党(後の(新)立憲民主党)に参加する意向を示した[40]。同年9月10日に行われた合流新党の代表選挙では泉健太の推薦人に名を連ねた[41]

同年10月9日、立憲民主党岩手県連(代表・小沢一郎)が階に3,300万円の損害賠償を求めて盛岡地裁に訴えを起こしたことが関係者への取材により明らかとなった。訴えによれば、階が旧国民民主党から離党する直前の2019年、旧国民民主党岩手県連の資金を自身が代表の政治塾に移し損害を与えたとされる[42]。階と立憲民主党岩手県連との対立が露わとなる(後述)。

2021年8月14日、立憲民主党岩手県連は、次期衆院選岩手1区にフリーアナウンサーの佐野利恵を擁立すると発表[43]。ところが党本部は10月12日、階の岩手1区公認を決定した[44]。佐野は党本部の意向を受け入れ、比例東北ブロック18位での比例単独出馬となった[45]。10月13日、日本共産党は立憲民主党と競合する22の選挙区で候補者を取り下げる方針を発表[46]。しかしその中に岩手1区は含まれておらず、新人の吉田恭子はそのまま立候補することとなった。

同年10月31日の第49回衆議院議員総選挙に岩手1区から立憲民主党公認で立候補。自民党現職の高橋比奈子、共産党公認の吉田を破り、6期目の当選を果たした(高橋は比例復活もならず落選)[47][48]。比例単独の佐野は落選した。

なお、当選挙では、3区から立候補した小沢が小選挙区で自民党公認の藤原崇に敗れ、自身18回目の選挙にして初めて比例復活に甘んじた。これにより岩手県内の小選挙区選出の野党議員は階のみとなった。

枝野幸男代表の辞任に伴う代表選挙(11月30日実施)では小川淳也の推薦人に名を連ねた[49]

2022年9月13日、新たに設置された立憲民主党「次の内閣」において、ネクスト財務・金融大臣(予算、決算)に就任。

2024年10月27日の第50回衆議院議員総選挙に岩手1区から立憲民主党公認で立候補。自民党新人の米内紘正、共産党公認の吉田を破り、7期目の当選を果たした[50]

2025年9月2日、馬淵澄夫と国会内で会合を開き、新たな議員グループ「幹成会」を結成した。馬淵が率いていたグループと階が率いていた自誓会が合流し、馬淵と階が代表幹事を務める[51][52]

同年10月21日、衆議院法務委員長に就任[53]

中道改革連合

第51回衆議院議員総選挙には立憲民主党と公明党の衆議院議員で結成した中道改革連合に参加して臨んだ。2026年2月8日の投開票の結果、自民党への追い風と中道への逆風もあり自民党の米内相手に接戦となるも、小選挙区で8期目の当選を果たした。同選挙での中道の小選挙区当選者は階含め僅か7人であった[54]

衆院選の惨敗を受け、辞任した野田佳彦斉藤鉄夫の両共同代表の後任を選ぶ代表選挙に出馬。2月13日、投票が行われたが、小川淳也に敗れた[55]。同月18日、幹事長兼選挙対策委員長に起用された[56]

政策・主張

経済政策

  • 2024年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[57]
    • 景気対策や育児支援などを目的として政府が国民に現金給付する政策のあり方について、「どちらかといえば所得が低い人に重点的に給付するべきだ」と回答
    • 財源確保のためには増税もやむを得ないと考える政策について、「年金・医療などの社会保障費、二酸化炭素の排出量に応じて課税する『炭素税』の本格導入などの環境対策費」と回答
    • 経済政策で財政出動と財政再建のどちらを優先するかについて、「どちらともいえない」と回答
    • 経済全体の規模を大きくする「成長」と、富の移転で格差是正を目指す「分配」のどちらを重視するかについて、「どちらかといえば分配を重視すべきだ」と回答
    • 今の歳入の範囲で国の歳出額をどのようにすべきかについては以下のような立場を示している
      • 公共事業費について、「どちらかといえば増やすべきだ」と回答
      • 医療・介護費について、「どちらかといえば増やすべきだ」と回答
      • 科学技術費について、「どちらかといえば増やすべきだ」と回答
      • 公務員の人件費について、「どちらかといえば減らすべきだ」と回答
      • 生活保護費について、「今のままでよい」と回答
      • 子育て支援費について、「今のままでよい」と回答
    • 今後の日銀金融政策の方向性について、「金利は今のペースで段階的に上昇させるべきだ」と回答
  • 2024年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、10%の消費税率について「当面は10%を維持すべきだ」と回答[58]
  • 2026年衆院選のNHKの候補者アンケートでは以下のような立場を示している[59]
    • 自治体向け交付金に「おこめ券」などによる食料品支援の枠を設けること、電気・ガス料金の補助、子ども1人あたり2万円の児童手当の上乗せなどが盛り込まれた政府の経済対策について、「あまり評価しない」と回答
    • 高市内閣が掲げる「責任ある積極財政」が日本経済や財政状況に与える影響について、「悪い影響がある」と回答。理由について、「円安による物価高、長期金利上昇による財政悪化、株高による経済格差拡大をより深刻化させる。」と回答。
    • 消費税減税に(賛成とも反対とも)「どちらともいえない」と回答。理由について、「食料品の消費税は減税すべきだが、将来的には中低所得者向けの『給付付き税額控除』に進化させるべき。」と回答。
  • 2026年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[60]
    • 消費税について、「限定的に減税するべきだ」と回答
    • 経済政策で財政出動と財政再建のどちらを優先するかについて、「どちらかといえば財政再建を優先し、国の借金を減らすべきだ」と回答
    • 経済全体の規模を大きくする「成長」と、富の移転で格差是正を目指す「分配」のどちらを重視するかについて、「どちらかといえば分配を重視すべきだ」と回答
    • 今の歳入の範囲で国の歳出額をどのようにすべきかについては以下のような立場を示している
      • 公共事業費について、「今のままでよい」と回答
      • 医療・介護費について、「今のままでよい」と回答
      • 科学技術費について、「どちらかといえば増やすべきだ」と回答
      • 公務員の人件費について、「どちらかといえば減らすべきだ」と回答
      • 生活保護費について、「今のままでよい」と回答
      • 子育て支援費について、「今のままでよい」と回答
  • 2026年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[61]
    • 10%の消費税率について、「当面は10%を維持すべきだ」と回答
    • 高市首相が掲げる「責任ある積極財政」について、「財政規律を重視し、政策の支出は必要十分なものに抑えるべきだ」と回答
  • 新党「中道改革連合」の代表選挙に立候補し、YouTubeチャンネル「ニコニコニュース」の候補者討論会に出演した際には、どんな国家像を目指すのかとの質問に対して「目指す国家像として、私は一言で言うと富国共栄というですね、国家目標を掲げるべきだということを今回謳ってます。『富国』というのは国を豊かにするということなんですが、単に金銭的な豊かさだけではなくて、ウェルビーイングと言いますか、1人1人がですね、幸福感を感じられるような、そういう国を創ることが『富国』であると。で、『共栄』っていうのは、国内的な『共栄』と対外的な『共栄』と2つあると思っていて、国内的にはやっぱり格差を縮めるような政策をですね、今あの小川さんの言ったような経済政策、金融政策もありですね、あの、資産を持ってる人とそうでない人の格差とか、都市と地方の格差とか、大企業と中小企業の格差とか広がってますけど、これは持続可能性がないと私は思ってますので、『共栄』のためには再分配を進めて、それは、あの我々給付付き税額控除なども提案してますし、いろんな意味で、えー再分配を進めていって、国内の『共栄』を創ると。もう一つは対外的な『共栄』で、やはり、あの、近隣諸国、脅威を与える国とですね、いたずらに緊張感を高めるのではなくて、外交努力を、同志の国であるヨーロッパとかですね、アメリカの国々と協調して対外的な『共栄』というものも図っていくということを私は目指したいと思ってます。」と述べた。また、財政政策緊縮財政を志向する財務省寄りか否かとの質問に対して「あの、積極財政が良いかどうかっていうことよりもですね、私はあの、このままで財政が持続可能かどうかということを非常に危惧してます。あの、ご案内の通り最近は国が国債でお金を調達する時の金利が急上昇してますよね。ちょっと前までは日本銀行が、あの、異次元の金融緩和だったので、ほぼ0%で国債を発行できたのが、今もう2%を超えてきてます。で、過去に0%だった時に調達したお金が、まだ借金が沢山あるので、利払いは少なく済んでますけど、年々それが借り換えるたびにですね2%に換わっていくので、後6,7年経つといま今度の予算は13兆円だったと思います、利払いが。これが倍ぐらいになってくるということだと思ってて、非常にその中でどうやって社会保障を守れるんだろうということを危惧してます。そこで、私達としては決して、あの、必要なところにお金を出すことはやぶさかではありません。特に次世代への投資というのはですね、絶対に必要だと。だけども、やっぱり有効性のないものについてはお金は使わないと、そこがやっぱりその有効性があるかどうかっていうのを、エビデンスベース、ロジックモデル、EBPMって言葉、エビデンスベースとポリシーメイキング、これを私はやって、あの、有効性のあるとこにはしっかりお金をつけ、そうじゃないところはなるべく、あの、絞ってですね、持続可能性のある財政をつくりたいと思ってます。」と述べた[62]

外交・安全保障

  • 2012年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[63]
    • 政府による尖閣諸島の国有化を「評価する」と回答
    • 中国に対して、日本政府は「対立を避ける努力をすべきだ」と回答
    • 輸出入関税を原則ゼロにするTPPへの参加について、「無回答」と回答
  • 2014年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[64]
    • 日本による過去の植民地支配と侵略を認めて謝罪した村山富市元首相の「村山談話」について、「見直すべきでない」と回答
    • 従軍慰安婦の移送や慰安所の設置に旧日本軍が関与したことを認めた河野洋平元官房長官の「河野談話」について、「見直すべきでない」と回答
    • 同年12月10日に施行された特定秘密保護法をはじめ、こうした法律は日本に「必要でない」と回答
  • 非核三原則については以下のような立場を示している
    • 2012年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、日本の核武装について「将来にわたって検討すべきでない」と回答[63]
    • 2021年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、日本の核武装について「将来にわたって検討すべきではない」と回答[65]
    • 2024年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、日本の核保有・核共有について「日本は核保有も核共有もすべきではない」と回答[58]
    • 2026年衆院選のNHKの候補者アンケートでは、非核三原則について「維持すべき」と回答[59]
    • 2026年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、日本の核保有・核共有について「日本は核保有も核共有もすべきではない」と回答[61]
  • 集団的自衛権の行使や安全保障関連法に対する賛否については以下のような立場を示している
    • 2012年衆院選の候補者アンケートでは以下のような立場を示している
      • 朝日新聞の候補者アンケートでは、憲法改正か解釈変更して集団的自衛権を行使できるようにすることに「反対」と回答[66]
      • 毎日新聞の候補者アンケートでは、集団的自衛権の行使を禁じた政府の憲法解釈を「見直す必要はない」と回答[63]
    • 2014年衆院選の候補者アンケートでは以下のような立場を示している
      • 朝日新聞の候補者アンケートでは、集団的自衛権の行使を認める閣議決定が行われたことを「どちらかと言えば評価しない」と回答[67]
      • 毎日新聞の候補者アンケートでは、集団的自衛権の行使に「反対」と回答[64]
    • 2017年衆院選の朝日新聞の候補者アンケートでは、安保法制について「評価しない」と回答[68]
    • 2026年2月13日、新党「中道改革連合」の代表選挙が同日午後に行われるのを前に、午前に同じく立候補していた小川淳也と記者団の取材に応じた際には、中道の基本政策に明記されている安保法制に関する見解は踏襲するのかとの質問に対して「平和安全法制については法律家なんで理屈っぽいことを言いますけれども、自衛権のための集団的自衛権は合憲という書き方だったと思うんですが、平和安全法制というのは運用次第で合憲にも違憲にもなると私は考えておりまして、そういう意味でちゃんと合憲的に運用するんだということで、当たり前のことを言っているのかなと思っております」と述べた[69]
    • 2026年4月23日にYouTubeチャンネル「Japan In-depth」に出演した際には、立憲民主党から中道改革連合になって集団的自衛権の行使を限定的に認めたことについて、「まぁそういう言い方はしてないんだけど、自衛のための自衛権の行使という、ちょっとですね、禅問答のような文言なんで、集団的自衛権という言葉は使ってないんですけども、安保法制の中で集団的自衛権という言葉は出てないはずなんですよね。あそこで言ってるのは、存立危機事態において、自衛権を行使できるということは言ってると思うんですけども、それが集団的自衛権とは言ってないので、だとすれば安保法制の存立危機事態に係る部分については合憲で良いんじゃないかっていう整理だったと思いますね。」と述べた。立民から中道になって容認される自衛権行使の範囲は変わっていないのかとの質問に対しては「私は存立危機事態で、多分日本を守るためにアメリカが出動してますという時にですね、アメリカが攻撃されました、日本を守るための活動をしているアメリカ軍が攻撃されましたという時には、そこで活動してるアメリカ軍というのは、いわば日本の自衛隊と同視できるってか、同列ですよね。だったら、アメリカ軍を守るために助太刀するために活動すると、自衛隊が出動するというのは、それはあり得ると思いますけどもね。」と述べた[70]
  • 沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場を同県名護市辺野古に移設する計画については以下のような立場を示している
    • 2012年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、普天間飛行場の移設先について「沖縄県以外の国内」と回答[63]
    • 2021年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、「政府は埋め立てをいったん中断して、沖縄県と話し合うべきだ」と回答[65]
    • 2024年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、「どちらかと言えば反対」と回答[58]
    • 新党「中道改革連合」の代表選挙に立候補し、YouTubeチャンネル「選挙ドットコム」の候補者討論会に出演した際には、「(辺野古移設は)慎重に対応すべき。(安住淳)幹事長が先走った表現をして問題になったが、これまでの経緯を踏まえた検討が必要。立憲民主党沖縄県連の立場には十分に配慮しなくてはいけない。今ここで100か0か(やるかやらないか)の話はできない。」と述べた[71]
  • 2021年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[65]
    • 敵基地攻撃能力の保有に「反対」と回答
    • 歴史問題や領土問題などで対立する中国や韓国との向き合い方について、中国に対しては「政府の今の外交方針でよい」、韓国に対しては「より柔軟な態度で臨む」と回答
  • 2024年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[57]
  • 2024年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[58]
    • ロシアから侵攻を受けているウクライナに対する支援について、「今の支援方針でよい」と回答
    • 台頭する中国との付き合い方について、「関係強化を優先すべきだ」と回答
    • 防衛費増額の財源確保に向けて法人税など3つの税目で増税するとしている政府の方針について、「無回答」と回答
    • 日米地位協定について、「見直す必要がある」と回答
  • 2026年衆院選のNHKの候補者アンケートでは以下のような立場を示している[59]
    • 日米関係のあり方について、「日米同盟だけに依存せず、国際協調を重視すべき」と回答
    • 政府は対中外交にどう臨むべきかについて、「関係改善をより重視すべき」と回答
    • 防衛力の強化について、「強化は必要だが防衛費は抑制すべき」と回答。理由について、「日本の財政状況を考えると、防衛費の増加は借金増と財政難につながり、かえって国力を低下させるから。」と回答。
    • 防衛装備品の海外移転に関連して自民党・日本維新の会両党がいわゆる5類型を撤廃すると主張していることについて、「5類型を維持すべき」と回答
  • 2026年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[60]
    • 防衛費や海上保安庁予算を含む安全保障関連費の適切な規模について、「GDP比2%程度とすべきだ」と回答
    • 迎撃ミサイルや護衛艦などを含む防衛装備品の輸出拡大に「どちらかといえば反対」と回答
    • 日米関係の強化に「どちらともいえない」、日中関係の強化に「どちらともいえない」、日韓関係の強化に「どちらかといえば賛成」と回答
  • 2026年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[61]
    • 日米関係について、「日米関係は大切だが、他の国との関係強化にもっと力を入れるべきだ」と回答
    • アメリカによるベネズエラ攻撃で同国のマドゥロ大統領を拘束したトランプ大統領の対応について、日本政府として「批判すべきだ」と回答
    • 中国との付き合い方について、「友好関係を優先すべきだ」と回答
    • 台湾有事に関連した高市首相の「どう考えても存立危機事態になり得る」との答弁について、「問題があったと思う」と回答

エネルギー

  • 2012年衆院選の朝日新聞の候補者アンケートでは、「定期検査で停止中の原子力発電所の運転再開はやむをえない」という意見に「どちらとも言えない」と回答[66]
  • 2012年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[63]
    • 今後のエネルギー政策について、原子力規制委員会の「新基準を満たした原発は再稼働すべきだ」と回答
    • 2030年代原発ゼロを目指すとしている政府の方針について、「支持する」と回答
  • 2021年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[65]
    • 政府が新たな温室効果ガス削減目標として掲げた「2030年度までに13年比46%削減」について、「目標は妥当だ」と回答
    • 原発について、「当面は必要だが、将来的には廃止すべきだ」と回答
  • 2024年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは、原子力発電について「どちらかといえば原子力発電は早めに廃止する」と回答[57]
  • 2024年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[58]
    • 2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするとしている政府の目標について、「2050年より前倒しすべきだ」と回答
    • 企業などに対して、二酸化炭素排出量に応じて課税する炭素税を強化していくことに「賛成」と回答
    • 原発について、「当面は必要だが将来的には廃止すべきだ」と回答
  • 2026年衆院選のNHKの候補者アンケートでは、原子力発電への依存度を今後は「下げるべき」と回答[59]
  • 2026年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは、原子力発電について「どちらかといえば原子力発電は早めに廃止する」と回答[60]
  • 2026年衆院選の朝日新聞の候補者アンケートでは、原発の新増設に「どちらかと言えば反対」と回答。理由について、再稼働は「やむを得ない」が、「中長期的には再生可能エネルギーに切り替えるべきだ」と回答[72]
  • 2026年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[61]
    • 原発の利活用に関して、「原発への依存度を可能な限り低減すべきだ」と回答
    • 経済成長環境問題の関係について、「環境問題の解決を優先し、経済成長に制約がかかることはやむを得ない」と回答
  • 2026年2月13日、新党「中道改革連合」の代表選挙が同日午後に行われるのを前に、午前に同じく立候補していた小川淳也と記者団の取材に応じた際には、中道の基本政策に明記されている原発に関する見解は踏襲するのかとの質問に対して「原発について、これについても中長期的には原発に依存しない社会をつくる、この点については方向性は全く問題ないと思っております」と述べた[69]

憲法

  • 2012年衆院選の候補者アンケートでは以下のような立場を示している
    • 朝日新聞の候補者アンケートでは、憲法改正に「どちらかと言えば反対」と回答[66]
    • 毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[63]
      • 憲法改正に「賛成」と回答
      • 憲法改正して二院制から一院制にすることに「反対」と回答
  • 2014年衆院選の候補者アンケートでは以下のような立場を示している
    • 朝日新聞の候補者アンケートでは、憲法改正に「どちらかと言えば反対」と回答[67]
    • 毎日新聞の候補者アンケートでは、憲法9条の改正に「反対」と回答[64]
  • 2017年衆院選の朝日新聞の候補者アンケートでは、憲法改正に「どちらかと言えば賛成」と回答し、改正すべき項目として解散権の制約と地方自治を列挙した[68]
  • 2021年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[65]
    • 憲法改正について、「非該当」と回答
    • 緊急事態条項憲法に設けることに「反対」と回答
    • 憲法9条の改正について、「改正には反対だ」と回答
  • 2024年5月17日のBSフジテレビ「プライムニュース」に出演した際には、同じ立憲民主党の辻元清美逢坂誠二が、裏金問題で国民からの信頼を大きく毀損している自民党に憲法改正を議論する資格はない旨の発言をしていることについて、アナウンサーから「裏金問題の解決がない中で今のメンバーの中では憲法改正の議論すらするべきではない、こういうことですか?」と問われると「私そこまでは言ってないんですよ。お二人(辻元、逢坂)は憲法改正の議論全部ストップすべきということを言ってますけど、私は任期延長を今のタイミングで議論するのはおかしいということを言ってるんです。」と答えた。「任期延長の議論って憲法改正の議論とイコールじゃないんですか?」との質問には「いや、憲法改正の中でもいろんなテーマがあるじゃないですか。その中でも任期延長を何故優先するのかと、(略)というのはさっきから言っているように任期延長するっていうことは、裏金議員の任期を延長することになるわけですよ。いくら危機事態、緊急事態だからと言ってその人達が国家の命運を左右するようなことを、選挙も経ないで任期延長されたからと言ってどんどん決めてって本当に民主主義に適うんでしょうか。少なくとも、他のテーマはともかく任期延長については今の状態で議論すべきではないというのが私の立場で、憲法改正全体について議論すべきでないということではないので、あのお二方(辻元、逢坂)とはちょっと立場が違う。」と述べた。また、共同通信が同年5月1日に公表した世論調査で、憲法9条を改正する「必要がある」と答えた人が51%、「必要ない」と答えた人が46%との結果が出たことについて、「9条については(立憲民主党としては)現時点では変える必要がないという立場なんですけど、これ世論調査が興味深い結果だと思ってですね、これはあの国民の皆さんは、今まで9条があることによって日本の平和を守られてきたというふうに考えている半面、これからも今の憲法9条で行けるのかと、そういうことなんだと思うんです。ここには真摯に耳を傾ける必要があると思うんですが、ただ、自衛隊が今のままだと違憲だから憲法を変えるという立場では全くないです。なおかつ、安保法制というのは我々は違憲法案だとは思っていますけれども、本来だったら安保法制を、法律を作る前に憲法改正の議論をすべきだったと思ってます。で、今曲がりなりにも安保法制が成立してですね、安保法制に基づいて日本の安全保障が行われている以上ですね、果たして憲法9条を変えることにどんな実益があるのかと、いうことでやはりこれを今の時点では憲法9条を変える必要は全くないということです。」と述べた。また、「筋論としては、今安保法制の違憲訴訟がこれから最高裁でもいずれ判断が出ると思うんですけど、そこでもし仮に違憲判決が出たとしたらね、そこで改めて今の憲法安全保障が守れるのかという議論をすべきだと思います」と述べた[73]
  • 2024年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[57]
    • 今の憲法を改正することに「どちらともいえない」と回答
    • 憲法を改正して自衛隊を明記することに「反対」と回答
  • 2024年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[58]
    • 憲法改正について、「無回答」と回答
    • 憲法9条の改正について、「改正には反対だ」と回答
    • 緊急事態条項について、「緊急事態条項を設ける憲法改正は必要ない」と回答
  • 2026年衆院選のNHKの候補者アンケートでは以下のような立場を示している[59]
    • 今の憲法を改正する必要があるかどうかについて、「どちらともいえない」と回答
    • 憲法9条を改正して自衛隊を明記することに「反対」と回答
  • 2026年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[60]
    • 今の憲法を改正することに「どちらかといえば賛成」と回答
    • 今の憲法で条文を改めたり、新たな条文を加えたりする方が良いと思う項目について、「知る権利プライバシー権、首相の衆院解散権の制約、健全な財政の維持、国と地方の役割、臨時国会の招集期限」と回答
    • 大災害などで国政選挙を実施できない緊急事態の際、国会議員の任期を延長できるよう憲法に特例規定を追加すべきだという意見に「どちらかといえば反対」と回答
  • 2026年衆院選の朝日新聞の候補者アンケートでは、憲法9条の改正に「反対」と回答。理由について、9条を専守防衛などの「基盤」と指摘、「自衛隊の合憲性は判例が認め、改正する必要性もない」と回答[72]
  • 2026年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[61]
    • 憲法改正に「賛成」と回答
    • 憲法9条の改正について、「改正には反対だ」と回答
    • 緊急事態条項について、「緊急事態条項を設ける憲法改正は必要ない」と回答
  • 2026年2月13日、新党「中道改革連合」の代表選挙が同日午後に行われるのを前に、午前に同じく立候補していた小川淳也と記者団の取材に応じた際には、「憲法改正論議について改憲すべきところは改憲すべきというお考えなのか、それとも改憲はしないという立場なのか、自衛隊を憲法9条以外に位置づけるなら賛成するのか?」との質問に対して「まず憲法改正すべきところはあるとは思っています。例えば解散権の行使の制限であるとか、またデジタル化、AI化によって表現の自由を無制約に認めていいのかといったようなところは積極的に議論して、改正すべきは改正すべきだと思っております。9条については公約に書かれてあるとおり、議論を深化させるということだと思っていますが、旧立憲とか旧公明も、あまりそういう言葉も使いたくないんですが、元々の党の中でもやはり9条については大事にすべきという意見も多いと思っていますので、私はそういったことも踏まえてですね、議論を深めるという公約に沿ったことを粛々とやっていきたいと思っています。」と述べた[69]
  • 2026年4月19日にBSテレ東の「NIKKEI 日曜サロン」に出演した際には、中道改革連合としての憲法改正に対する向き合い方について、「私、(中道の)憲法調査会の会長という立場なので、あのー、これからですね、憲法の衆議院での審査会の審議っていうのは佳境に入ってくると思うんですね。今回与党が、自民と維新だけで、もう2/3達してますから、まぁ衆議院だけで見ると、もう発議に十分な数は獲得してるという中で、先程の数の力ではないですけども、憲法を改正したいという圧力は増してくると思います。ただ問題は何を変えるかということなんだと思います。私達は、そのー、与党が言っている衆議院の議員の任期の延長ということは国会機能の維持のためだと、仰ってるわけだから、同じ観点から言うと、国会機能を時の総理の一存で勝手に断絶できる解散権の濫用を防ぐとかですね、あるいは、必要な時に国会でいろんな審議ができるように臨時国会の召集の手続きをより明確にするとかですね、そうしたことも含めて、改憲の議論をしていくべきだと考えてますけれども、まぁ、そうしたことも含めてですね、決して護憲とかっていう立場ではないんですが、必要があるところを改憲していくということを訴えていくために今党内でも議論を進めているところです。」と述べた[74]
  • 2026年4月23日にYouTubeチャンネル「Japan In-depth」に出演した際には、緊急事態条項、特に議員任期の延長について、中道改革連合になって立憲民主党の考え方から変わったのかとの質問に対して「中道では、これ議論を深化しようということで、まず任期延長っていうのは何のためにあるかというと、極めて異例な事態であっても国会機能を維持するというためにあるわけですね。まぁレアケースの場合でも国会を機能するようにしようってことなんで、だったらば、それを議論するんだったら、セットで、レアケースじゃない通常のケースでも国会を機能させるための手立てが必要だよねと。だとするとそれは、衆議院の解散権の制約とかですね、あるいは臨時国会の召集を速やかにするとかですね、そういうのもセットで議論すべきだということを我々としては訴えていきたいと思っています。」と述べた。山尾志桜里の「私の言葉を使わせてもらうと『立憲的改憲』というようなことで、中道が(議員任期の延長・解散権の制約・臨時国会の召集期限の明記という国会機能を強化するための改憲3点セットを)パッケージで打ち出したら、私憲法の議論が様変わりすると思います」との意見には、「そうですね。立憲的改憲ってまさにそうで、我々としては国民の権利や自由を守るためには、やっぱり立憲主義で、権力者が好き勝手なことをしないっていうことを、ちゃんと憲法で担保すべきだと思うんですけど、そうした方向の改憲の議論っていうのは我々は積極的に進めていった方が良いと思います。むしろそれは、国民主権とかですね、あるいは基本的人権の尊重という、あるいは平和主義にもそうだと思うんですけども、憲法の三大原則が要請する方向だと思ってますので、我々はやはり、そういった方向での立憲主義的な改憲の議論の深化、『深化』ってのは深める方の『深化』ですけども、そうしたことは積極的にやってくべきかなと思ってます。」と述べた。また、任期延長について「一言で任期延長と言っても結構論点って多いですよね。何日ぐらい選挙困難事態が続いたら、選挙困難事態ということで任期延長するのかとかですね、あるいは衆議院が解散中に任期延長とは言えないと思うんですけど、身分が復活して仕事をするわけですよね。その間の衆議院議員というのは何者なんだということもありますよね。何かゾンビみたいな話じゃないですか。1回もうクビになった人が、何か任期が延長になると身分が復活して、その間歳費とかは貰えるのかとかですね、結構ですね、実際に運用しようと思うとどんどんどんどん論点が出てくると思うんですよね。そういう意味では、たたき台みたいな文章をもとに議論していくと、今まで気付かなかったような論点が色々出てくる可能性はあって、議論は深まるんじゃないかと思います。」と述べた。緊急政令については、「先程仰った、立憲主義的な改憲の議論という立場に立つんだったら、これはちょっと消極的にならざるを得ないというか、むしろ、いざという時に国会ではなくて政府が何でもできるようにしようという話ですから、権力が暴走しかねないという内容になりますので、危険ですね。だから、今日憲法審査会で國重さんか、河西さんが言ってたのは、やっぱり法律の範囲内で政令を定めることはできると、緊急事態においては。とかですね、まぁ法律の範囲内で政令を定めることができるっていうのは、まぁ今も憲法にあるんですけど、まぁ、その手の、法律の枠内でできるといったことじゃないと危険だねというようなことは我が党からは発信してますね。」と述べた。憲法9条の改正については、「(自民党が主張している)2項維持して自衛隊明記っていうのは穏当そうに見えるけど、かえって2項改正するよりも私は筋が悪い気がしますよ。正直じゃない感じがするんですよ。2項維持してあたかも9条守ってますと言いながらも、9条の2を作ってですね、自衛のための必要な措置をとることができるみたいな書き方だったと思うんですね。過去に、2018年ぐらいに自民党が発表した案は。ただ、自衛のために必要な措置ってどの範囲ですかと言われると、もう解釈次第で、それこそ際限なく核兵器まで持てるようになりかねないと思うので、やっぱり、2項維持してるから穏便だと、そういう話ではないような気がしますね。」と述べた。また、「自衛隊明記ということを書いた場合にですね、自衛隊が仮に戦力ではないと、9条2項残すということは戦力不保持だから、9条の2は戦力ではないはずなんですよね。で、だけども、じゃぁどこまでができるんだと、どこまでできるんだという議論になった時に、なかなか説明は難しいと思います。で、私は明記する必要があるのかという感じですね。そもそも必要があるのかと。何故ならば、一部学者さんの中にも、国民の中にも自衛隊違憲って言う方はいますけれども、国民の多くはもう自衛隊はあってしかるべきだと、むしろ皆さんに信頼されてる中で、活動してるわけだから、必要性はないと思うし、逆に明記しないといけないと言っている人達は、それぐらい自衛隊を世の中に認めてもらう必要があると、今でも考えてるのかという感じですよね。自衛隊の存在に自信があればあるほど、そんなことはやる必要ないよねっていう方向に行くような気がしますけども。」と述べた。また、「逆に、要はいちいち法律に書かないと自衛隊って活動できないわけですよね。原則何をやってもダメで、何かやらせようと思ったら法律に書かなくちゃいけない。今回5類型とか撤廃して、政府が思うがままに武器輸出できるようにしますということなわけですよね。それっていうのは、やっぱりその立憲主義っていう観点からも危険じゃないかと思うわけです。政府の一存でいろんなことが自衛隊ができるようになった。むしろ、自衛隊に対する縛りをちゃんとできるようにするために9条というのは非常に大事だし、もっと言うとこの間の日米首脳会談みたいに、まぁアメリカから何か言われた時にですね、いやそれは国際法違反だから自衛隊派遣できませんって言ったら、どうしたってトランプとの間で軋轢が生じるじゃないですか。そういう時に、9条という、憲法上の縛りがあるからできないんですと言うと、日米関係にもヒビが入らないし、ちゃんと日本の平和主義も守れるしと、そういう9条の意味っていうのもあるんじゃないかなと思うんですよね。」と述べた。新三要件を明記するなど、自衛隊の活動範囲を統制する9条の改正については「(新三要件を)書くことによってそこが限界ラインになれば良いんじゃないかということですよね。(略)やっぱり今どんどん自衛隊の活動範囲が広がってるじゃないですか。本当にこのままだと9条が空文化して、意味がなくなっちゃうというような危惧も一方では持ってます。だから、山尾さんのような歯止めのための改憲というのは必要じゃないかというのも、理屈も分かるんです。ただ一方で、今の9条というのは、あることによって日本の平和主義が守られた、さっきの日米同盟の、日米首脳会談のような話もあるわけで、両方、立憲主義的な要請(に基づいた9条改正を検討する余地)と現行9条の果たす有用性、これをどのように、プラスマイナス考えていくかということで、まぁ我々も憲法問題については、全くそのはなから、もう決めてかかるというか、議論すらしないっていう立場ではないので、山尾さんの仰る立憲主義的な歯止めをかけるという立場から、9条をどう考えていくのかというのも、やっぱりちゃんと耳を傾けて議論していかなくちゃいけないなと思いますよ。」と述べた[70]

皇室観

  • 2021年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは、皇族の女性が天皇になることに「賛成」と回答[65]
  • 2024年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは、皇位継承権について「男系女性天皇は認めるが、母方が天皇の血を引く女系天皇は認めない」と回答[57]
  • 2024年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[58]
    • 皇族の減少対策について、「皇族の女性を結婚後も皇室に残せるようにする」と回答
    • 女性が天皇になることについて、「女性天皇は賛成だが、父方が天皇の血筋につながらない女系天皇には反対」と回答
  • 2026年衆院選のNHKの候補者アンケートでは、女性天皇や女系天皇について「女性天皇は『賛成』。女系天皇は『反対』。」と回答[59]
  • 2026年衆院選の読売新聞の候補者アンケートでは、皇位継承権について「男系の女性天皇は認めるが、母方が天皇の血を引く女系天皇は認めない」と回答[60]
  • 2026年衆院選の毎日新聞の候補者アンケートでは以下のような立場を示している[61]
    • 皇族の減少対策について、「皇族の女性を結婚後も残せるようにする」と回答
    • 女性が天皇になることについて、「女性天皇は賛成だが、父方が天皇の血筋につながらない女系天皇には反対」と回答

人物

  • 2014年10月17日、法務大臣松島みどりについて、選挙区内でうちわを配ったとして、公職選挙法違反の疑いで告発状を東京地検に提出したと発表した[75]
  • 2016年10月4日午前の予算委員会で質問に立った際、同日午前0時過ぎまでに質問内容を事前通告しなかったため、各省庁の職員が夜中まで待機せざるを得なくなったとして、自民党から抗議を受けた[76]
  • 2016年11月25日、階が代表を務める「民進党岩手県第1区総支部」が、2015年の政治活動費からプロレスのチケット代を支出していたことや、階の資金管理団体である階誠会がプロバスケットボールチーム岩手ビッグブルズのチケット代として政治活動費からを支出していたことが判明した。階はいずれも「ミス」と釈明した[77][78]
  • 2017年4月21日の衆議院法務委員会で「共謀罪」の構成要件を改め「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の質問に立った際、政府参考人法務省刑事局長の席に詰め寄ったところ、自民党の土屋正忠衆議院議員から「テロ行為だ」とヤジを飛ばされたため[79]、「誰だ?今言ったのは誰だ!」「今、テロ準備行為と言っただろ!」「誰に対して言ったんだ!」と声を上げ土屋に手を出す一幕があった[80]。階は4月28日の衆議院法務委員会で「肩に手をかけたのは事実であります。不快な思いをさせたのであれば、おわびをします」と謝罪した一方、土屋の不規則発言が法案に対する国民の懸念・不安を広め得るものであったとして、土屋の謝罪と発言の撤回を求めた[81][82]
  • 2017年5月9日の衆議院本会議で鈴木淳司法務委員長解任決議案の趣旨説明に立った際、「(金田勝年法務大臣は)オウム返しの答弁が多いということも挙げられます。(中略)オウム真理教のテロ行為を処罰しようという、オウム事件に端を発したようなこの法案でありますが、大臣ももう一つのオウム事件を起こしていると言わざるを得ません」と発言し、直後に反対討論に立った自民党の宮崎政久衆議院議員から「オウム事件の被害者の方々の心を深く傷つけるものであり、断じて許すことができません」と抗議を受けた[83]
  • 2020年10月11日、盛岡市内で開かれた立憲民主党岩手県連の結成大会会場で、出席を拒まれた。立憲民主党岩手県連は先日、階が旧国民民主党から離党する直前に旧国民民主党岩手県連の資金を自身が代表を務める政治塾に移したとして、階に損害賠償を求めて盛岡地裁に提訴していた[84][85]
  • 2020年11月23日、盛岡市内で記者会見を行い、前記政治塾を含め自身が代表を務める政治団体について「収支は全て適正に管理している」と述べた[86]。2022年6月27日、立憲民主党岩手県連は階に対する民事訴訟を取り下げたと発表した[87]。階側が取り下げに同意せず審理が続き、2022年10月20日、盛岡地裁は「旧県連側が資金移動を了解していた」として県連側の請求を棄却した[88]
  • 2021年6月8日、田原総一朗が会長を務めるNPO法人万年野党から、第201回・202回・203回国会における三ツ星議員の表彰を受けた。2016年第190回国会、同年第191回・192回国会、2017年第193回国会、2019年第198回国会につづき5回目の受賞[89]
  • 2023年2月7日、万年野党から、第208回国会における三ツ星議員の表彰を受けた。第201回~203回国会につづき6回目の受賞[90]
  • 2023年11月10日、万年野党から、第211国会における三ツ星議員の表彰を受けた。第208国会につづき7回目の受賞[91]
  • JR総連から組織推薦候補として支援を受けている[92]
  • 2024年3月25日、万年野党から、三ツ星議員の一般表彰・特別表彰を合わせて7回以上獲得した議員に贈られる名誉三ツ星議員の表彰を受けた[93]
  • 2026年2月11日、中道改革連合が衆院選で大敗した要因について記者に問われた階は「公明は大きな選挙が近づくと3カ月くらい前から(支持者の)住民票を変えて(準備する)みたいな、噂ベースだがそういう話も聞く。大きな選挙でちゃんと票を集めるには時間が必要だ」と述べた[94]。この発言に中道に参加する公明系議員から反発が広がり、翌12日に階は「不適切な発言があったことをおわびしたい」と謝罪した[95]。15日には動画で「噂を真実だといって批判したような人が裁判で負けている。司法上は決着がついた話だということを改めて認識した。二度とこのようなことは言わないし、むしろ、そういうデマを流す人がいたら、司法で決着がついていると言っていきたい。本当に、お詫びとともに、ちゃんとした情報を流すことを約束したい。申し訳ありませんでした」と改めて謝罪した[96]
  • 息子は俳優の階晴紀[97]

選挙歴

さらに見る 当落, 選挙 ...
当落選挙執行日年齢選挙区政党得票数得票率定数得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
第44回衆議院議員補欠選挙     岩手県第1区 民主党 10万2987票 61.69% 1 1/3 (2007年7月29日)
第45回衆議院議員総選挙 2009年8月30日 42 岩手県第1区 民主党 11万6425票 60.23% 1 1/5  
第46回衆議院議員総選挙 2012年12月16日 46 岩手県第1区 民主党 5万5909票 34.72% 1 1/5  
第47回衆議院議員総選挙 2014年12月14日 48 岩手県第1区 民主党 7万6787票 52.02% 1 1/4  
第48回衆議院議員総選挙 2017年10月22日 51 岩手県第1区 希望の党 8万7534票 52.58% 1 1/3  
第49回衆議院議員総選挙 2021年10月31日 55 岩手県第1区 立憲民主党 8万7017票 51.19% 1 1/3  
第50回衆議院議員総選挙 2024年10月27日 58 岩手県第1区 立憲民主党 9万4409票 61.54% 1 1/3  
第51回衆議院議員総選挙 2026年2月8日 59 岩手県第1区 中道改革連合 7万3209票 44.2% 1 1/5  
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著作

著作の一部はデジタル化されており、国立国会図書館デジタルコレクションなどで公開されている。

書籍
  • 『銀行の法律知識』(渡邉雅之 共著, 日経新聞社, 2006年)国立国会図書館書誌ID:000008239292 ISBN 4-532-11112-9
  • 『リベラルは死なない: 将来不安を解決する設計図 (朝日新書; 711)』(井手英策, 川合孝典, 矢田稚子, 小川淳也ほか共著, 井手 編, 朝日新聞出版, 2019年)ISBN 978-4-02-295014-7
法律雑誌・論壇雑誌等への寄稿(一部)
  • 階猛 (2002) 中小企業向け資金調達スキーム(ダブル・ネッティング)の試み. 銀行法務21, 46巻4号, pp.32-37. ISSN 1341-1179
  • 階猛 (2005) 新金融商品の勧誘・販売にかかる法的問題点--最近の裁判例を題材として (特集 銀行の新しい金融商品をめぐる問題点). 銀行法務21, 49巻9号, pp.6-11. ISSN 1341-1179
  • 階猛 (2005) 預金口座の不正譲渡等と不正利用への対応 (特集=改正本人確認法と実務対応). 旬刊金融法務事情, 53巻4号, pp.12-17. ISSN 0451-9787
  • 階猛 (2006) 建築資金融資の返済計画を左右する建築基準法上の問題点と金融機関担当者の調査・説明義務 ―最一判平成18.6.12. NBL, 通算843号, pp.31-38. ISSN 0287-9670
  • 階猛 (2009) 消費者権利院関連二法案と国会審議の概要. 自由と正義, 60巻5号, pp.96-104. ISSN 0447-7480 doi:10.11501/13125618
  • 階猛, 中島岳志 (2015) 緊急対談 開きなおるNHK籾井会長の"恫喝"に屈しないために. 週刊金曜日, 23巻9号, pp.17-19.

ほか。Cinii Research国立国会図書館サーチも参照のこと。

脚注

関連項目

外部リンク

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