木製雨戸のサル
雨戸は開口部の最も外側に設けられ、敷居と鴨居で移動できるようになっており、必要なときに戸袋から引き出して用いる[2]。戸袋の形式には鏡板で覆われている戸箱形と収納時でも雨戸の本体は露出している戸皿形がある[4]。通常、敷居と鴨居は一筋の溝で(引通し雨戸)[2]、戸袋から一枚ずつ繰り出して用いる[4]。ただし、歴史的には2筋以上の溝を使って引違いにしたもの、戸の一部をガラスにしたもの、上部に障子紙を張ったものなどもある[2]。
戸締まりには猿(サル)と呼ばれる部品を用い、雨戸の最後の1枚に取り付けられた落し錠(落し猿)や上錠(上げ猿)によって固定する形式などがある[4]。