骨材
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粗骨材と細骨材
採取場所・製造方法による分類
- 川(川砂、川砂利)
- 川床・ダム湖底などから採掘したもの。後述する海砂等と比べ、均質で洗浄等の手間も要らないなど骨材としての特性に優れる。かつて日本では最も使われていたが、乱掘等により採取が規制されている。現在では採取できる箇所がダム湖など限られており、特性の良さと採取量が少ないため比較的高価である。川砂の輸入(主に中国から)も行われている。
- 山(山砂、山砂利)
- 砂が多い山を削って採掘したもの。微量の塩分や鉱物、粘土質等を含む場合もある。
- 陸(陸砂、陸砂利)
- 旧河川敷の砂礫層から採掘したもの。山砂、山砂利と区別しないこともある。
- 海(海砂)
- 海底から採掘したもの。川砂や山砂に比べて密度が小さい。貝殻を含んでいるものもあるが、その量が少なければ品質に影響はないことがわかっている。塩分を含むため、塩害対策のために採掘後洗浄される。
- 浜(浜砂)
- 海岸近くから採掘したもの。海岸沿いの砂浜から採取した時代もあったが、現在の日本では環境保護・海浜保全等から行われていない。
- 軽石や火山噴出物(天然軽量骨材)
- 軽量コンクリート(例としてシンダーコンクリート)の材料として用いられる。
人工骨材
再生骨材
- コンクリート廃材から取り出した骨材
- 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律により環境物品(リサイクル製品)として位置づけられることから、公共工事では使用が奨励されており、調達が容易な都市部では使用量が伸びつつある。コンクリートを破砕して再生砕石を製造したものは在庫も多く、他の循環資源が路盤材にリサイクルされている時代において在庫過剰となる。循環型社会実現に向けて、コンクリートから製造した再生骨材を推奨する自治体もある。
再生路盤材
- RM-40(再生粒度調整砕石等)
- RC-40(再生クラッシャーラン等)
良い骨材の条件
悪い骨材の条件
骨材の含水状態
- 絶対乾燥状態(絶乾状態)
- 骨材の内部に水が含まれず、完全に乾燥している状態。
- 空気中乾燥状態(気乾状態)
- 骨材の表面と内部の一部が乾燥している状態。
- 表面乾燥飽水状態(表乾状態)
- 骨材の内部の間隙は水で満たされているが、表面に水が付着していない状態。配合設計では、骨材はこの状態を仮定している。
- 湿潤状態
- 骨材内部の間隙が水で満たされ、表面にも水が付着している状態。このとき表面に付着している水を「表面水」と呼ぶ。
日本の骨材使用量
日本の骨材の使用量は、2008年現在で約450万トン。1990年のピーク時約900万トンから半減している[2]。骨材を使用するコンクリートも同様の傾向を見せている。



