立丸峠
岩手県の遠野市と宮古市の境にある峠
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特徴
トンネル建設への動き
立丸峠の難所を解消すべく、地元の遠野市と川井村が「立丸峠トンネル整備促進懇談会」を1996年に設立し、国および岩手県に対しトンネル建設を要望する活動を行うようになった。その後も、トンネル早期着工を求める看板が峠に設置されたり、地元住民による集会が開かれたりするなどの運動が行われてきた[3]。
2011年に発生した東日本大震災の際、被災地を後方から支援する拠点として機能した遠野市と沿岸方面を結ぶ道路として、国道340号が大きな役割を発揮した[1][2]。国および岩手県では、国道340号などの道路を「復興支援道路」と位置づけ、災害時の緊急輸送道路としての機能を強化するため、これらの道路の難所解消を図ることとした[2]。岩手県大規模事業評価専門委員会は2012年8月24日、立丸峠にトンネルを整備することを妥当と判断した[3]。
これを受けて、峠付近の5.21 kmの区間が国道340号立丸峠工区として2012年10月に事業化され、「立丸第一トンネル」(当時の仮称は「大峠トンネル」、1,839 m)・「立丸第二トンネル」(同「小峠トンネル」、920 m)[4]の2本のトンネルが掘削されることになった。
立丸峠工区は2014年8月に着工し[1]、まず立丸第二トンネルが2015年7月に[5]、次いで立丸第一トンネルが2017年9月に貫通[6]し、立丸峠工区全線が2018年11月29日に開通した[7]。開通により、遠野 - 宮古市川井間で約4 kmの距離短縮、約6分の時間短縮になると見込まれている[1][2]。

