BECは2元通信路である。すなわち、2種類のシンボルだけを送ることができ、通常、0と1で表す(2元でない通信路では、2種類以上のシンボル、場合によっては無限種類のシンボルを送ることができる)。この通信路は完全ではなく、ビットが消失することがある。すなわち、ビットが変化してしまい、受信側がそのシンボルを識別できない場合がある。
BECでは、ある意味で誤りが存在しない。2元対称通信路とは異なり、受信できたビットは常に正しい。問題はビットが消失した場合である。
この通信路は、ノイズのある通信路を単純化したものであるため、理論の研究によく使われる。通信理論における多くの問題はBECに還元可能である。