いずれもよく知られた3つのロシア民謡を主題としている。
曲の冒頭、弦楽器が奏するメロディは第2主題を変形したもの。すぐに緩やかな第1主題がフルートに表れるが、これは民謡「白樺はなぜ頭を垂れなかったか(То не белая берёза)」から採られたもの。このメロディは弦楽器に移りしばらく展開される。
続いて第2主題が登場するが、これはチャイコフスキーの交響曲第4番終楽章でも使われたメロディで、婚礼の歌「白樺は野に立てり(Во поле берёза стояла)」による。
第3主題は陽気な「ピーテル街道に沿って(Вдоль по питерской)」で、この民謡も後にストラヴィンスキーが『ペトルーシュカ』の終幕で使い有名となった。
第2、3主題が絡み合いながら展開し盛り上がりを見せるが、最後は第1主題が戻り静かに終わる。