Wikiwand AI

X-25 (航空機)

From Wikipedia, the free encyclopedia

X-25は、アメリカ空軍が開発していた小型オートジャイロ。1960年代後半に研究されたが実用化されなかった。

概要

X-25

X-25A(S/N 68-10770)

X-25A(S/N 68-10770)

閉じる

概要

1967年、ベトナム戦争中に考案されたX-25計画は、敵地に墜落・不時着した空軍機搭乗員の自力脱出に、コクピット搭載の組み立て式小型オートジャイロを使用するというもので、アメリカ空軍はベンセン社に研究開発を発注した。

ベンセン社は、

  • X-25A: B-8Mを原型としたエンジンつきオートジャイロ(機体記号 68-10770)
  • X-25B: B-8を原型としたエンジンなしジャイロコプター(機体記号 68-10771)

を各1機(計2機)製作した。

機体は、主にアルミ合金製パイプで構成され、組み立て式であった。

のちにX-25Bにもエンジンが搭載された[1]。

テストは1968年1月23日から開始された。

実用化には、固定翼機のパイロットに回転翼機(ヘリコプター)の操縦も教習する必要があったため、X-25計画と並行して試作テストが行われていた、超音速下の機体からでも安全な脱出が可能な「ジャイロ・シュート(グライダー)」「DDV(Discretionary Descent Vehicle/自由降下機)、カマン KSA-100[2]」と共に、非現実的として計画は中止された。

仕様(X-25A)

諸元

  • 乗員: 1-2 名
  • 全長: 3.43 m
  • 全幅: 1.73 m
  • 全高: 2.03 m
  • ローター直径: 6.6 m
  • 自重: 112 kg
  • 全備重量: 227 kg
  • エンジン: マッカロック 4318E 空冷式水平対向4気筒 出力72hp

性能

  • 最大速度: 137 km/h
  • 最高高度: 3,800 m
  • 航続距離: 480 km

脚注

参考文献

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks