Wikiwand AI

コバリオン

From Wikipedia, the free encyclopedia

コバリオン (COBARION) は、コバルトにクロムとモリブデンを配合した極低ニッケルなコバルト合金の商標名。

概要

東北大学金属材料研究所の千葉晶彦らが開発した「いわて発高付加価値コバルトクロム合金」である。

コバルトの Cobalt と釜石の英訳の IronPodStone から釜石の象徴たる丈夫な鉄の Iron を表現する COBAL+I+ON=COBALION を、いわての釜石を拠点とした地域発新興の象徴として造語し、「COBARION」の商標を財団法人いわて産業振興センターが登録した。

用途

工業的に硬度や耐腐食性能で刃物や宝飾品、耐熱性能で加工工具や治具、などのほかに磁性材料やインバー合金など、医療分野でニッケル不含有を生かした金属アレルギー対策品の人工関節材[1]など、多方面で活用されている。

組成

さらに見る 規格等, 成分 ...
合金組成(重量%)[2]
規格等成分% Co% Cr% Mo% Ni% Mn% Si% C% Fe% N
--極低Ni Co-28Cr-6Mo合金Bal26.3-30.05.0-7.00.01<= 1.0<= 1.00.15-0.35≦ 0.75≦0.25
ASTM F1537Co-28Cr-6Mo合金 (Alloy2)Bal26.3-30.05.0-7.0<= 1.0<= 1.0<= 1.00.15-0.35<= 0.75<=0.25
ISO 5832-12Co-28Cr-6Mo合金Bal26.3-30.05.0-7.0<= 1.0<= 1.0<= 1.0<= 0.35<= 0.75<=0.25
JIS T7402-2Co-28Cr-6Mo合金Bal26.3-30.05.0-7.0<= 1.0<= 1.0<= 1.0<= 0.35<= 0.75<=0.25
閉じる

物性

さらに見る 物理的特性, コバリオン ...
コバリオンとSUS316L との比較[3]
物理的特性コバリオンSUS316L
密度 / g cm38.47.9
引っ張り強度 Mpa1643577
硬さ / HV1530140
ヤング率 / GPa215208
熱伝導率 / W/(m・K)13.613.0
電気抵抗率 Ω mm2 / m1.11.2
比熱 / J/(g・K)0.4520.5
熱膨張係数/ 10-6/℃ (20 – 800℃)16.020.0
閉じる

脚注

関連項目

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks