Matroska

マルチメディアコンテナ形式 From Wikipedia, the free encyclopedia

Matroskaマトロスカマトリョーシカ)はマルチメディアコンテナフォーマットの一種である[2]

拡張子 .mkv .mka .mks .mk3d
MIMEタイプ video/x-matroska audio/x-matroska
マジック
ナンバー
0x1a 0x45 0xdf 0xa3 ? 0x42 0x82 ? matroska
開発者 Matroska.org
概要 拡張子, MIMEタイプ ...
Matroska
拡張子 .mkv .mka .mks .mk3d
MIMEタイプ video/x-matroska audio/x-matroska
マジック
ナンバー
0x1a 0x45 0xdf 0xa3 ? 0x42 0x82 ? matroska
開発者 Matroska.org
初版 2002年12月6日 (23年前) (2002-12-06)[1]
種別 コンテナフォーマット
包含物 音声動画字幕
国際標準 RFC 9559
オープン
フォーマット
Yes
ウェブサイト matroska.org
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概要

Matroskaは動画音声字幕などのマルチメディアデータを格納するコンテナフォーマットである。「.mkv」ファイル(Matroska Video)や「.mka」ファイル(Matroska Audio)として知られる。ロシアの入れ子人形マトリョーシカにちなんで名付けられた。オープンソースGNU LGPL)で開発が行われている[3]

データ構造仕様にEBML(Extensible Binary Meta Language)を採用し[4]後方互換性と拡張性を両立させている[要出典]

家電DVDプレーヤーなどでも一部対応した機種が存在する。DivX7が標準コンテナとしてMatroskaを採用している[要出典]Google社の動画規格WebMのコンテナとしてMatroskaのサブセットを採用している[5]。2014年、Microsoft Windows 10がMatroskaに標準対応することがマイクロソフト社から発表された[6]

2024年10月、MatroskaはRFC 9559として正式に規格化された。

主な特徴

共通

MKV(Matroska Video File)

  • 複数音声
  • 前参照フレーム(Bフレーム)に対応
  • チャプター(頭出し機能。1/1000秒単位で設定可能)
  • 可変フレームレート(VFR)対応
  • 高度な字幕機能(テキスト型、VisualBob型両対応)
  • アスペクト比指定
  • 映像、音声、字幕以外のファイル添付
  • DVD-Videoのようなメニュー(未実装)

MKA(Matroska Audio File)

  • アルバム化(複数の曲を一つのファイルに入れ、順番に再生)
  • 時間が同じでないファイルの多重化
  • 異なるコーデックの音声を収録可能

EBML

概要 MIMEタイプ, マジックナンバー ...
Extensible Binary Meta Language
MIMEタイプ application/x-matroska
マジック
ナンバー
1A 45 DF A3[7]
拡張 Matroska
国際標準 RFC 8794
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EBML(Extensible Binary Meta Language)はXMLを基に作られた、拡張性に優れたデータ格納方式である[要出典]

HTML、XMLの様にタグ形式(正確にはバイナリの擬似形式)で記述されており、対応していない機能においては無視するようになっている[要出典]

したがって、新機能の追加においても互換性を落とすことなく対応させることができ、なおかつ、不具合の起きにくい設計にすることを可能にした[8]

2020年7月、EBMLはRFC 8794として正式に規格化された。

構造

XMLが要素の木構造からなるように、EBMLも要素の入れ子構造から成る[9]。構成単位たる要素はEBML Elementと呼ばれる[10]。要素の種類によらずEBML Elementは次の3要素から成る[11]

  • Element ID: この要素の種類を示す識別子。XMLにおけるタグ名に相当。識別子の意味(例: ID_5 == <H1>)はスキーマごとで定義[12]
  • Element Data Size: この要素の長さ(オクテット)[13]
  • Element Data: コンテンツ。

Element自身が長さ情報を持つとは、要素間の「区切り」が明示されているということである。よってEBMLパーサーは要素が何を示すかを知らずとも、EBMLファイルを頭から読んでサイズごとに区切ることでElement集合を生成できる[要出典]

上記の通りElementはIDをもち、このIDがElementの意味/役割(セマンティックス)に結びついている。具体的な各Elementはスキーマで定義され、ID・名称・型などを持つ(例: ID_5/<H1>/String型)[14][15]スキーマではなくEBML仕様で定義される特殊なElementが13種類存在している[要出典]

EBML Elementの入れ子構造からなり、かつEBMLで定めるElement配置をもつデータをEBML Documentという。EBML Documentはデータ部であるEBML Body[16]と仕様部であるEBML Headerからなる[17]


拡張子

  • .mkv Matroska Video(映像)
  • .mka Matroska Audio(音声のみ)
  • .mks Matroska Subtitles(字幕のみ)
  • .mk3d Matroska 3D(3D映像)

CodecIDの例

ビデオ

  • V_MPEG4/ISO/AVC(H.264/MPEG-4 AVC)

オーディオ

  • A_AAC/MPEG4/LC(AAC-LC)

対応ソフト

以下の「SSA」は「Sub Station Alpha」、「ASS」は「Advanced SSA」と呼ばれる一般的な字幕のファイルフォーマットである。

メディアプレーヤー

さらに見る 名前, OS ...
名前OSSSA/ASSサポート
ALLPlayerWindowsNo
ALShowNo
BS.PlayerNo
ChameleoクロスプラットフォームNo
CorePlayerNo
DivX PlayerNo
Daum PotPlayerWindowsYes
GOM PlayerYes
Gstreamerベースのプレイヤー
クロスプラットフォームNo
jetAudioWindowsNo
KantarisNo
The KMPlayerYes
TotalMedia TheatreNo
Media Player ClassicYes
MPlayerクロスプラットフォームYes
MPlayer ExtendedmacOSYes
ShowTimeWindowsNo
SMPlayerクロスプラットフォームYes
Target Longlife Media PlayerWindowsNo
The Core Pocket Media PlayerWindows MobileNo
VLC media playerクロスプラットフォームYes
xineNo
Zoom PlayerWindowsNo
GNOME ビデオUnix系Yes
閉じる

メディアセンター

さらに見る 名前, OS ...
名前OSSSA/ASSサポート
Boxeeクロスプラットフォーム
DivX ConnectedWindows
MediaPortal
Moovidaクロスプラットフォーム
MythTVLinux
PlexmacOS
PS3 Media Serverクロスプラットフォーム
Xbmc
閉じる

ツール

さらに見る 名前, OS ...
名前OSSSA/ASSサポート
Avidemuxクロスプラットフォーム
Conceiva
ConvertHQ
Windows
HandBrakeクロスプラットフォーム
iFunia Video ConvertermacOS
DivX Converterクロスプラットフォーム
FFmpeg
FormatFactoryWindows
iVerio Software Video Converter for Camcordersクロスプラットフォーム
MediaCoderWindows
MKVToolnixクロスプラットフォーム
MKV2VOB for converting MKV for playback on PS3 etcWindows
Perian Quicktime Plugin for Mac OS XmacOS
SUPERWindows
Total video converter
Video Converter UltimateWindows
Mac OS
VirtualDubModWindows
MakeMKV
ConvertXtoDVD
XMedia Recode
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脚注

関連項目

外部リンク

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