Fate/Grand Orderのメインストーリー

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Fate/Grand Orderのエピソード一覧(フェイト・グランドオーダーのエピソードいちらん)は、ゲームブランドTYPE-MOONによるゲーム作品『Fate』シリーズのひとつとして制作されているスマートフォン向けRPGFate/Grand Order』におけるエピソードの一覧。

本項ではメインストーリーに関連するシナリオのみについて扱い、イベントストーリー[注 1]については割愛する。

特異点F 炎上汚染都市 冬木「序章」

※イベント「監獄塔は復讐鬼に哭く」も期間限定ながら、第1部の区分をされている。

2015年7月30日配信。本作のチュートリアルステージであり、ここをクリアすることで大半の期間限定イベントへの参加権が与えられる(一部特定の章クリアが参加条件に設定されているイベントも存在する)。本特異点はシナリオ上で「特異点X」と呼称されることもある。

西暦2015年、魔術がまだ成立していた最後の時代。人類の営みを永遠に存在させるべく秘密裏に設立された人理継続保障機関フィニス・カルデアで、「2016年を最後に、人類は絶滅する」という研究結果が“証明”された。

原因を調査するうち、カルデアの魔術サイドによって作り上げられた「近未来観測レンズ・シバ」は、突如として過去・西暦2004年の日本のある地方都市に観測不能領域の出現を検知する。ありえない事象にカルデア機関員達は、これこそ人類史が狂い絶滅に至る理由と仮定、テスト段階ではあったが理論上は可能レベルになった霊子転移(レイシフト)による時間遡行を実行する。その目的は2004年に行われた「聖杯戦争」に介入し、狂った歴史を正す事であった。

カルデアは、「守護英霊召喚システム・フェイト」の力を借りてサーヴァントを召喚し、「聖杯探索(グランドオーダー)」を行うマスター候補たちを過去へと送り込もうとする。だがレイシフト直前、カルデアは何者かの破壊工作による爆発を受け、数合わせとしてカルデアの機関員に迎えられた一般人の主人公を除く、マスター候補が全滅するという最悪の事態に直面する。カルデアの職員の一人であるマシュ・キリエライトは、最初のレイシフト実験に立ち会うため中央管制室にいたところ、この爆発に巻き込まれて致命傷を負う。それでも、マシュは自分を助けに来た主人公だけでも何とか救おうと、サーヴァント・シールダーと取り引きを交わして人間とサーヴァントの融合体「デミ・サーヴァント」となり、主人公のサーヴァントとなる契約を結ぶ。そして、主人公とマシュ、そしてカルデア所長オルガマリー・アースミレイト・アニムスフィアは、2004年に行われた聖杯戦争の舞台・冬木市へとレイシフトする[1]

冬木市ではセイバーであるアルトリア・ペンドラゴン[オルタ](以下:セイバーオルタ)がすでに5騎のサーヴァントを撃破しており、彼女を含む彼ら6騎のサーヴァントたちは「泥」による汚染で正気を失っていた[1]。また、これにより大火災が起き、街からは人の姿がなくなっていた[1]。唯一汚染されていなかったクー・フーリン(キャスター)の協力により、主人公一行は窮地を脱する[2]。一件落着かと思われたそのとき、オルガマリーの側近であるレフ・ライノールが現れ、彼が先の爆発の首謀者だったことが判明する。また、爆発の時点でオルガマリーは肉体的な死を迎えており、残留思念のみが主人公らとともにレイシフトしていた状態だった。レフはオルガマリーの残留思念と擬似天体「カルデアス」を接触させる形で消滅させる。

元の時代へと帰還した主人公たちは、カルデアに所属する医師ロマニ・アーキマンに迎えられる。やがてカルデアは、人類を救うための鍵がさらに7つの歴史上の異変・特異点にあることを突き止める。

  • ほか登場サーヴァント:エミヤ

第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン「救国の聖処女」

2015年7月30日配信。百年戦争末期のフランスのオルレアンに出現した特異点。処刑された“ジャンヌ・ダルク“(以下:ジャンヌオルタ)が「竜の魔女」として復活し、ドラゴン・ファブニールやワイバーンを引き連れて各地を蹂躙している[2]。主人公たちは時を同じくして召喚されたもうひとりのジャンヌ・ダルク、および竜殺しの戦士ジークフリート[3]とゲオルギウスたちとともに、ジャンヌオルタ率いる邪竜軍と戦う[2]

やがて、ジャンヌオルタの正体が本物のジャンヌ・ダルクではなく、彼女の死を受け入れられなかったフランス軍元帥ジル・ド・レがレフから授けられた聖杯によって生み出された存在だったことが判明する[注 2][3]

  • ほか登場サーヴァント:シュヴァリエ・デオン[3]、ファントム・オブ・ジ・オペラ[3]、マルタ、カーミラ、エリザベート・バートリー、マリー・アントワネット[3]、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト[3]、シャルル=アンリ・サンソン[3]、ランスロット(バーサーカー)[3]

第二特異点 永続狂気帝国 セプテム「薔薇の皇帝」

2015年7月30日配信。主人公らは逃亡するレフを追い、1世紀、“ネロ・クラウディウス“統治下の古代ローマに出現した特異点へとレイシフトする[2]。ロムルスやカリギュラ、ユリウス・カエサルら歴代のローマ皇帝が率いる「ローマ連合帝国」がネロ統治下のローマと敵対しており、主人公一行はネロ本人に加え、サーヴァントとして現れた"ブーディカ"[4]、"スパルタクス"[4]、"荊軻"[4]"らとともに「ローマ連合帝国」に立ち向かう[2]

ロムルスを倒した一行の前に、レフが現れ、異形の姿―魔神柱フラウロスに変身する。主人公一行に追い詰められたフラウロスは大英雄"アルテラ"を召喚して形勢逆転を図る、そのアルテラに抹殺される[4]。レフから奪った聖杯を取り込んだアルテラは膨大な魔力と引き換えに暴走状態にあり、ローマに向かいつつあった。アルテラの宝具により"呂布"と"スパルタクス"が犠牲になるものの、一行はアルテラを追う。

  • ほか登場人物:ステンノ[4]、タマモキャット[4]、エリザベート・バートリー[4]、アレキサンダー[4]、ロード・エルメロイ二世、レオニダス一世[4]、ダレイオス三世

第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス「嵐の航海者」

2015年11月5日配信。大航海時代の西暦1573年、どことも知れない大海の特異点[2]にて、財宝を追い求めていた女海賊“フランシス・ドレイク“は、海神"ポセイドン"を撃破し、聖杯を手にする[5]。彼女は次いでやってきた主人公一行と手を結び、この特異点に投下されたもう一つの聖杯の行方を探る[2]

その中で、主人公一行は、女神エウリュアレと怪人アステリオス[2]、女神アルテミスとオリオン(小熊)、狩人アタランテ、ダビデに出会う[5]

やがて、ダビデの口から、彼の宝具「契約の箱(アーク)」も一緒に召喚されたことが判明する[5]。この箱は触れた者の魔力を奪って消滅させる上、厳密にはダビデの所有物ではないため、ダビデが消滅しても箱自体はそのまま残るという危険な代物であった[5]

主人公たちは、聖櫃を狙うイアソン一味と対決する。だが、協力者であるはずのメディア・リリィから聖櫃の真相を知らされたイアソンは、自分が思っていたものと異なることに衝撃を受ける。

そして、主人公一行は、メディア・リリィたちと対決した後、元の時代へと帰還する。

  • ほか登場サーヴァント:エドワード・ティーチ、メアリー・リード&アン・ボニー、ヘラクレス
関係者による言及
本シナリオにてNPCとして登場したイアソンのデザインを手掛けたBLACKは、2022年9月のトーク番組「Spotlight Lostbelt No.5 アトランティス」の中で、当初はうさん臭い善人のデザインだったが、イケメンにしてほしいという注文が寄せられたため、現在の形になったと明らかにしている[6]。ただし、中身は変化していないため、間抜けな表情を増やしたとも話している[6]

第四特異点 死界魔霧都市(ミストシティ) ロンドン「ロンディニウムの騎士」

2015年12月28日配信。西暦1888年のロンドンに出現した特異点[2][7]。産業革命による公害の霧がさらに有害になる以上に、その濃霧の中をさらに機械人形やホムンクルス、殺人鬼が闊歩している[8]。主人公たちはフランケンシュタインに加え、はぐれサーヴァントである“モードレッド“、ジキル、“アンデルセン“、“ウィリアム・シェイクスピア“とともに霧に包まれたロンドンを探索する[8]

一行は、聖杯を利用してこの特異点を破壊する魔霧計画の首謀者であるパラケルスス(「P」)とチャールズ・バベッジ(「B」)[8]、マキリ・ゾォルケン(「M」[注 3])の3人と対峙する。そして、一行は彼らの背後にいたソロモンと対面する[7]も、あまりの強大さにただ圧倒するばかりであった[8]

事態解決後、主人公一行はロンドンを後にする。

  • ほか登場サーヴァント:ナーサリーライム[8]、玉藻の前[8]、坂田金時[8]、ジャック・ザ・リッパー[8]、アルトリア・ペンドラゴン[オルタ](ランサー)[7]、ニコラ・テスラ[8]

第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム「鋼鉄の白衣」

2016年3月30日配信。西暦1783年、北アメリカ大陸に出現した特異点[2][9]。女王“メイヴ“と狂王“クー・フーリン“(以下:“クー・フーリン(オルタ)“)率いるケルト軍により南北戦争におけるアメリカ連合国が滅ぼされて大陸東部を制圧されており、“トーマス・エジソン“が「大統王」として西部合衆国をまとめ上げて立ち向かっている[2]。主人公は“ラーマ”と“クー・フーリン(オルタ)“の戦いに巻き込まれる形でけがを負い、ラーマともども"ナイチンゲール"が運営する医療キャンプへ搬送される[10]。一行はケルト側から送りこまれた“フィン・マックール”とディルムッド・オディナの2人の攻撃を潜り抜けるも、今度はエジソンについていたカルナに襲われる[10]。一行はエジソンから協力要請するも拒否され、投獄されてしまうが、ジェロニモ率いるレジスタンスに救出される[10]

レジスタンスは、ケルト側の重要人物であるメイヴを狙った暗殺計画を実行するが失敗する。

レジスタンスと別れた主人公、マシュ、エリザベート・バートリー、ナイチンゲール、ラーマは、ラーマの妻シータがいるとされるアルカトラズ島に向かう。一行はアルカトラズに配備されたベオウルフを退け、ラーマはシータと再会を果たす。だが、ラーマは生前掛けられた「離別の呪い」ゆえに聖杯戦争であってもシータと出会うことはかなわず、夫妻のどちらかが「ラーマ」として召喚される定めとなっていた[11]。シータは夫に掛けられた呪いを引き受ける形で消滅する[11]

その後、主人公らは、エジソンらと協力し、ケルト陣営を撃破する。

  • ほか登場人物:シータ、ジェロニモ、エレナ・ブラヴァツキー[9]、ニコラ・テスラ[9][10]、アルジュナ、フェルグス・マック・ロイ[9]、ネロ・ブライド[9]、エリザベート・バートリー[9]、李書文(ランサー)[9][10]、スカサハ[9]、ベオウルフ[9][10]、マーリン[10]、ロビンフッド[9]、ビリー・ザ・キッドらがいた[10]
関係者による言及
原作者の奈須きのこは、ニュースサイト『ダ・ヴィンチ』とのインタビューの中で、本シナリオ以降はソーシャルゲームとしてのバランスではなく、『Fate』のシナリオを意識したと話している[12]

第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット「輝けるアガートラム」

2016年7月25日配信。一行はダ・ヴィンチとともに第9回十字軍撤退後1273年のエルサレムに形成された特異点へ赴き、ルキウスという青年と出会う[13]。ルキウスと別れた一行[13]は、オジマンディアス[注 4]とその側近ニトクリスが支配する古代エジプトの砂漠が広がることに困惑を覚える[15]。一行はオジマンディアスから人理がすでに崩壊していることを聞かされ、その原因となる"獅子王"の存在を知らされる[13]。エルサレムに来た一行は、獅子王が支配する聖都キャメロットにて、彼女の部下である円卓の騎士たちが戦争難民を虐殺する様子を目の当たりにする[13]。途中、ダ・ヴィンチは敵陣に突っ込んで消息不明となり、その場にいたルキウスことベディヴィエール[13]とともに何とか難民の一部を暗殺者"ハサン"(山の翁)たちが住む村へと避難する[2]。そこで一行は"アーラシュ"や"玄奘三蔵"、"俵藤太"、初代・山の翁ら仲間たちを集め[13]、生還したダ・ヴィンチとも合流する。戦いのさなか、マシュが融合した「シールダー」の真名が円卓の一員で聖杯の探索に成功した騎士にして、同じく円卓の一員であるギャラハッドと判明する[16]。このことから、ギャラハッドの実父であるランスロットの協力も取り付けることに成功する[15]。加えて、オジマンディアスらも味方につけることができた[15]

そして、一行がキャメロットの支配者・獅子王と対峙する中、彼女の正体が聖槍ロンゴミニアドによって亡霊に等しい存在と変質した並行世界のアルトリア・ペンドラゴンであることが明かされる。さらに、ベディヴィエールがこの獅子王を生み出すきっかけだったことも明かされる。そして、ベディヴィエールは義腕に偽装していたエクスカリバーを返却して消滅する。獅子王はこの特異点と運命を共にする中、主人公一行に最後の特異点がバビロニアにあることを教える。

  • ほか登場サーヴァント:シャーロック・ホームズ[16]、ガウェイン、トリスタン[15]、モードレッド、呪腕のハサン[13]、百貌のハサン、静謐のハサン、アグラヴェイン[13][注 5]
関係者による言及
第1部第6章は、原作者の奈須きのこ自身がリライトしたシナリオの一つである[12]。同シナリオの執筆期間中、奈須は「なぜベディヴィエールの右腕がアガートラムなのか」という理由付けに悩んでいたが、坂本真綾のライブで聞いた『レプリカ』に衝撃を受け、一から書き直すことを決意し、終盤の展開は同楽曲を参考に執筆された[14]。その結果、第6章は『Fate/stay night』のアナザーストーリーのような立ち位置に納まった[12]

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア「天の鎖」

2016年12月7日配信。紀元前の古代メソポタミアに存在する、“ギルガメッシュ“統治下のウルクを含む特異点。"イシュタル"・"ケツァルコアトル"・"ティアマト"の三柱の女神による「三女神同盟」とその尖兵たる「魔獣」が、人類殲滅を企てる未曾有の脅威となっている。着いて早々、一行はギルガメッシュの親友エルキドゥに歓迎され、ウルクまで案内してもらうことにした[17]。なかなかウルクにたどり着かず困っていた一行の前に、ギルガメッシュがサーヴァントとして召喚したマーリンが現れ、本物のエルキドゥがすでに死亡していたことを告げられる[17]。主人公を案内していた人物の正体はエルキドゥの遺体にティアマトが生命を吹き込んで生み出したキングゥであり、一行はマーリンの幻術でその場を去る[17]。一行はやっとウルクにたどり着き、ギルガメッシュに協力を要請するが、自分たちで解決するとして協力を辞退される[17]。それでもあきらめない主人公に対し、ギルガメッシュはこの地に住んで、在り様を知るよう言い渡す[17]。そして、一行はウルクの人々と協力しながら、人類悪となった最古の創生の女神“ティアマト“に立ち向かう[2][18][17]

ほか登場サーヴァント:牛若丸、武蔵野坊弁慶、ジャガーマン、ジウスドゥラ(山の翁)[17]、レオニダス一世[17]

関係者による言及
第1部第6章同様、第1部第7章も奈須自身がリライトした[12]

終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン「極天の流星雨」

2016年12月22日配信。主人公らは、地球の歴史上に存在しない特異点に赴く[19]。魔術王ソロモンの玉座が存在する神殿であると同時に、魔神柱の巣窟であるこの地にて、多くのサーヴァントが魔神柱との戦いに挑む。

マシュは宝具を用いて魔神王ゲーティアの攻撃を完全に防ぎきったが、その代償として彼女自身の肉体は耐えきれず消滅する。そこへ、ロマニ・アーキマンがマシュを失った主人公の前に現れる[19]。実はロマニの正体は、マリスビリーのサーヴァント(キャスター)であるソロモンが聖杯によって人間となった姿であり、彼は自らの存在と引き換えに第一宝具「訣別の時きたれり。其は、世界を手放すもの」を発動させ、ゲーティアにとどめを刺した[19]

その後マシュはフォウの力によって復活し、残り僅かだった寿命も人並みに伸びた。

配信時は完結を賭けた魔神柱討伐のレイドボスイベントが開催されていたが、25日に討伐が完遂となった。このステージをクリアすることで人理修復が達成され、以降のプレイヤーはフレンドリストなどにおいてその証であるバッジ(開位)が表示される他、イベントのチャレンジクエストや1.5部以降の高難易度ステージおよびイベントへの挑戦が可能になる。

第1.5部:Epic of Remnant

西暦2017年、魔神王ゲーティアによる人理償却は失敗に終わる一方、五柱の魔神バアルアンドラスゼパルフェニクスラウムはゲーティアを見限り、各自の抱く命題を解き明かすため、近現代の各時代に逃亡して亜種特異点を生み出す。 亜種特異点の発生はカルデアの知るところとなり、主人公は事態解決のために再びレイシフトへと身を投じる。

※コラボイベント「亜種特異点 深海電脳楽土 SE.RA.PH」も期間限定ながら、第1.5部の区分をされている。2020年2月26日よりイベント「冥界のメリークリスマス」は第1.5部の区分となった。

亜種特異点I 悪性隔絶魔境 新宿「新宿幻霊事件」

2017年2月24日配信。魔術王の計画が潰えた後に現れた最初の特異点。主人公は再び現れた異変の種を摘むべく、陸の孤島となった1999年の新宿へと単身送り込まれる。主人公は迷宮と化した新宿駅[20]にて、アーチャーのサーヴァントである初老の男性(以下・新宿のアーチャー)と出会う。

主人公は新宿のアーチャーや、道中であったセイバー・オルタ、ジャンヌ・オルタとともに、様々なサーヴァントが支配する新宿を探索する。

新宿のアーチャーの真名はジェームズ・モリアーティであり、主人公への復讐心から幻霊と英霊の融合技術を確立した魔神柱の一体・バアルに協力していた。

  • その他登場サーヴァント:燕青、ヘシアン・ロボ、ファントム・オブ・ジ・オペラ

亜種特異点II 伝承地底世界 アガルタ「アガルタの女」

2017年6月29日配信。現代過去の中央アジア地下に現れた特異点。これを魔神柱の残党による仕業と断定したカルデアは、鎮圧のため主人公とサーヴァントを送り込む。地下の世界ではペンテシレイア率いるアマゾネス、イースの女性領主ダユーと女海賊、女帝・武則天と酷吏といったそれぞれの女性が支配層となっている3勢力による群雄割拠の有様で、男性は三国のいずれかでも奴隷として囚われていたが、少数の男性たちは第4の勢力・レジスタンスとして抵抗している状態にあり、主人公たちはこの第4勢力に合流する。

この亜種特異点は、「神秘の秘匿」という概念の破壊を目指す魔神柱フェニクスが、シェヘラザードと協力することによって生み出されたことが判明する。さらに、ダユーの正体も霊基を加工されたフランシス・ドレイクだったことが判明する。

  • その他登場サーヴァント:フェルグス・マック・ロイ(少年期)

亜種特異点III 屍山血河舞台 下総国「英霊剣豪七番勝負」

2017年10月14日配信。主人公は過去にも陥ったことのある現象で、睡眠中に意識を失ってしまう。目覚めたのは中世の日本のようなところで、史実とは微妙な違いを見せる関東の下総国だった。そこは血染めの月の下で悪しき宿業をもつように改造された“英霊剣豪”たちが、妖魔を率いて殺戮を繰り広げている。主人公はかつて夢の中で遭遇したことのある“宮本武蔵“を名乗る剣士の若い女性、カルデアからの単独のレイシフトに辛くも成功した“風魔小太郎“とともに英霊剣豪たちを倒していく。主人公一行は、道中で出会った幼い孤児の姉弟おぬい田助から、彼らの保護者である刀匠の疑似サーヴァント“千子村正”を紹介される。村正は、姉弟を助けたお礼として、「岩だろうが金剛だろうがたやすく斬っちまう妖刀紛いの失敗作」とする「明神切村正」を武蔵に託す。激戦の末、主人公たちは、打倒徳川を掲げ英霊剣豪たちを率いていた天草四郎を撃破する。

そして、主人公一行は武蔵や下総に別れを告げ、意識を取り戻す。その後、主人公は自室にあった通信用礼装を見つけ、武蔵がカルデアに登録されたことを知る。

そのころ、主人公一行に倒されたはずの英霊剣豪の一人であるキャスター・リンボは生存しており、下総の様子を見守っていた。彼は独白の中で、天草四郎を陰で操る立場にあり、真名が蘆屋道満であることを明かす。さらに、彼の正体が、アステカ神話の女神・イツパパロトルスラヴ神話の悪神・チェルノボーグ、平安日本の怨霊・悪霊左府を取り込んだハイ・サーヴァントであることが明かされ、さらなる黒幕の存在もほのめかされた。

なお、本特異点は「亜種平行世界」として扱われており、他の亜種特異点と違って魔神柱が関与しておらず、クリア後に表記が変更される。

  • ほか登場サーヴァント:清姫、玉藻の前、源頼光、酒吞童子、巌窟王、宝蔵院胤舜、柳生但馬守、望月千代女、巴御前[21]、加藤段蔵、佐々木小次郎

亜種特異点IV 禁忌降臨庭園 セイレム「異端なるセイレム」

2017年11月29日配信[22]。公式上での最後の亜種特異点。また、メインクエストでは初めて時限式解放が採用されており、それぞれの開放日は以下の通り[22]

  • プロローグ~第3節:11月29日18時[22]
  • 第4節~第6節:12月1日0時[22]
  • 第7節以降:12月3日0時[22]

システム上の特徴として、一部のクエストでは味方ユニット全員のレベルが半減し、体力と攻撃力が半減する仕掛けが施されている[22]

あらすじ
現代において前触れなく現れた暗闇として発見され、その領域の内側に住んでいた5万人が行方不明となる。魔神の影を彷彿とさせる悪しき魔力が検知され、17世紀末のセイレムを模した特異点であることを突き止めたカルデアは、主人公と選抜したサーヴァントに「劇団」の偽装をさせて街に送り込む。
魔女裁判が行われる中、主人公一座はアビゲイル・ウィリアムズという少女と、その保護者であるランドルフ・カーターという男性の元に身を寄せる。セイレムを取り巻く狂気により、一座は一種の認識障害に陥り、行動に支障が出る。
やがて、アビゲイルの使用人であるティテュバが処刑されたのち復活する。ティテュバの正体はキャスター"シバの女王"であり、近未来観測レンズ・シバを通じて召喚されていたものの、黒幕にティテュバとしての役割を割り当てられた後、処刑によってティテュバとしての死を迎えたことにより、その役割から解放されたのが真相であった。彼女は次に行われるはずだったマタ・ハリの処刑を偽装する形で救出する。
実は、ランドルフ・カーターの肉体は「外なる神」を降ろすことを画策した魔神柱ラウムに乗っ取られており、アビゲイルはラウムの計画に利用されていた。また、セイラムの出来事も主人公一座が介入するまでに6回繰り返されていた。そして、最後の魔女裁判、アビゲイルの親友であるラヴィニア・ウェイトリーはカーターの正体を暴くが、その後の混乱で流れ矢が当たり、死亡する[注 6]。この出来事がきっかけで、アビゲイルは、サーヴァント・フォーリナーとして覚醒した。主人公一座はラウム、およびアビゲイルと対峙する。事態解決後、解放されたカーターは外なる神の巫女となったアビゲイルを連れて星を巡る旅に出る。また、主人公一座もカルデアに帰還する。
  • その他登場サーヴァント:メディア、キルケー、ロビンフッド、哪吒

第2部:Cosmos in the Lostbelt

脚注

参考文献

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