Marquis Who's Who

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Marquis Who's Who(マークィーズ・フーズ・フー)は米国のNew Communications inc.による著名人の略歴を掲載した年鑑紳士録である。この紳士録には通常、Who's Who in America, Who's Who in Science and Engineeringのように"Who's Who in …" の後に各分野名や地域名が続く形式でタイトルが付けられている。

発祥

創刊はアルバート・ネルソン・マーキスによる1899年発行のWho's Who in Americaであり、この初版には8,602人の著名なアメリカ人の略歴が掲載された。その後、Marquis Who's Whoは種類を増やしながら100年以上にわたって刊行され続けており、ネットワーク上では、半年ごとに更新される有料データベースとしてニフティなどで利用されている。

詳細

Marquis Who's Whoは、主に百貨店やブランド店などの経営や、学術研究における人物参照用(学術論文の投稿依頼・国際会議への参加依頼)に販売されており、掲載される側の掲載費用は無料である。また、Marquis社からの経歴情報の照会に応じないことで、掲載を断ることが可能である。また、掲載決定後にはダイレクトメール電子メールによる掲載誌・記念品購入の勧誘はあるが、購入は強制ではない。

掲載候補者は世界各国の調査員によって、各専門分野ごとの具体的な選択基準(著名組織を代表する地位、インパクトファクター等に代表される学識経験、著名な創作活動(執筆活動・音楽活動・テレビ映画等)、スポーツでの活動、講演活動、地域貢献)等に基づいて選出され、経歴情報については掲載候補者本人の確認作業を経た上、その情報に基づいて最終的に絞り込んで掲載されるとされている。

特に、Who's Who in the Worldはシリーズの中で最も選択基準が高く、国家元首および親族、政府首脳、政界実力者、財界実力者、大企業の経営者ノーベル賞受賞者などの著名な学識経験者、世界的に活躍する芸術家や芸能人、オリンピックや世界大会のメダリストおよび世界記録保持者、世界的ベストセラー作家のように、国際的に著名である人物は、とりわけ重点的に選出される。

これに加えて、無名であっても極めて独創性が高い芸術的・学術的創作活動、顕著な社会的活動を行った人物、とりわけ理工系の科学者も重視する傾向にある。

世界各国の大学図書館(例えばハーバード大学など)や企業が、所蔵したりオンライン版へのアクセス権を取得するなど、世界で最も権威ある紳士録とされ、215カ国の約6万人の人物情報が収録されている。また、その総頁数は、1987-1988年版が1138頁、1996年版が1496頁であったのに対し、2006年度版は3021頁、2008年度版は2978頁と増加し、掲載者1人あたりの情報量が増えている。

ただし、本書での選出基準は、あくまで米国の価値観に基づく著名人であり、日本の価値観とは同一ではないことに注意すべきである。また、前年の活動や社会的影響などが重視されるので、著名人であっても毎年掲載される訳ではない。また、自薦者が数多く含まれているとの批判もある。

なお、Marquis社の海外直販の他、国内ではAmazon.co.jpで購入可能である。

Marquis Who's Whoシリーズ

脚注

外部リンク

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