SPG-NEWS
From Wikipedia, the free encyclopedia
SPG-NEWSはパケット無線ネットワークFWD-NETに対応した電子メールクライアントソフトである。
W0RLIやF6FBBに代表される転送型RBBSにクライアントソフトとして接続しメールやニュース(Bulletinと呼ばれるのが一般的だった)の閲覧や書き込みを行う。転送型RBBSのメッセージ交換プロトコルに従い通信を行う機能の他にオートパイロット機能と呼ばれる一般ユーザーが端末からRBBSに対して行う操作を自動化しメッセージの閲覧・書き込みを自動化させる機能を持つ。
また、操作画面は国内初のGUIを採用した。開発当時はパケット無線ではPC-9801などのMS-DOSマシンが主に使われソフトウェアもCUIをベースにしたものがほとんどで、当時としては操作性・見た目では画期的なものだった。
1990年にFM TOWNS版がリリースされ、後にWindows版をリリース。1990年代末に開発・サポートを終了している。(但し、使用することは可能)
転送型RBBSのクライアント機能
W0RLIが開発した転送型RBBSとのメッセージ転送機能を持つ。メッセージ転送は転送型RBBS側に他の転送型RBBSと同様の転送設定を行わなければならない。
オートパイロット機能
転送型RBBSに一般ユーザーとして接続し(この場合転送型RBBS側の転送設定は必要ない)、メッセージの一覧を取得し、自分宛のメール・閲覧したいニュースにジャンルを抽出して自動的にダウンロードを行う。また、ユーザーから発信するメールやニュースへの書き込みがある場合は自動的に書き込み処理を行う。
転送型RBBSには複数の種類があり操作コマンドや出力リストのフォーマットが統一化されていないので、転送型RBBS別の設定を行うことでメジャーなすべての転送型RBBSに対応している。
GUIによる画面操作
全面的にGUIを採用し、現在の電子メールクライアントと同様の操作環境を持つ。国内の公開されているパケット無線ネットワーク用としては最初で最後の試みだった。
設定
各種設定はテキストファイルにより記録していたが、ユーザーはすべてGUI画面上で設定できるようにしていた。
対応環境
- FM TOWNS版
- Version 1.0~2.1まではFM TOWNS版
- Windows版
- Version3.0~4.8まではWindows版
- Windows版は16ビットアプリケーションでVer3.1~Windows 95までは動作保証しているが、Windows NT以降では一部通信系で動作しないことがあり動作保証対象外としている。
開発者
木澤朋和 コールサインはJO1SPG(当時。現在は失効中。)
現在は、マイクロソフトの製品や技術を伝えるポッドキャスト番組「WoodStreamのデジタル生活」を配信している。
Microsoft MVP for Windows and Devices for IT(2019/7~2020/6)