スカンスカ
スウェーデンの建設会社
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スカンスカ(スウェーデン語: Skanska AB)は、スウェーデン・ストックホルムに本拠を置く建設会社。北欧諸国をはじめとするヨーロッパ地域およびアメリカ合衆国を中心に、建設事業・プロジェクト開発事業を展開している。ナスダック・ストックホルム上場企業(Nasdaq Nordic SKA B)。
沿革
1887年、スウェーデン南部のマルメでRudolf Fredrik Bergが設立したコンクリートメーカーのSkanska Cementgjuterietを起源とする[1]。ほどなくスウェーデン国内に事業を拡げ、1897年にはイギリスの電話ケーブル向けのコンクリートブロックを供給した[1]。
第二次世界大戦後は1956年のイラクでのサイロ建設を皮切りに、バングラデシュ、インド、マレーシア、パキスタン、スリランカ、サウジアラビア、リビア、コロンビア、パナマ、ペルーなど発展途上国で、発電所、灌漑プラント、インフラ、学校、病院などの建設を受注した[1]。1965年に株式上場企業となり、スウェーデン国内では同年から住宅建設事業に注力する一方、エジプトのアブ・シンベル神殿の移築事業に従事、1971年から1978年にかけてアメリカ合衆国における最初のプロジェクトとして、ニューヨークとワシントンD.C.の地下鉄建設に従事、1984年に現社名に変更した[1]。1989年にアメリカにおける最初の企業買収を行い、1990年代にはフィンランド、イギリス、ノルウェー、ポーランド、チェコ、アルゼンチンで建設会社を買収したが、2000年代には収益性向上のため事業再編が行われ、アジア・アフリカやロシアでの事業を売却した[1]。2000年代からBIMを施工管理に導入した[2]。2014年、ストックホルムの新社屋に移転した[3]。
地域別のシェアでは、アメリカ合衆国および北欧諸国の事業がそれぞれ全体の4割以上となり、2割弱が北欧以外の欧州諸国となっている[4]。スウェーデン国内では一般的な建設事業に加えて、住宅や商業用不動産の開発事業も行っている[4]。
主な施工物件

オーレスン・リンク(2000年完成)
30セント・メリー・アクス(2003年完成)
メットライフ・スタジアム(2010年完成)
ヘロンタワー(2011年完成)
国際連合本部ビル(改修事業、2014年完成)
ニューヨーク市地下鉄・パストレイン(改修事業、2015年完成)
ペンシルベニア駅 (ニューヨーク) モイニハン・トレインホール(2020年完成)
ロサンゼルス・シックスストリート高架橋(2022年完成)
HS2(2025年完成予定)