タイムズ
イギリスの日刊新聞
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概要
ルパート・マードック率いるニューズ・コープの傘下であるニューズ・インターナショナルが発行。世界情勢に対するイギリス世論の形成に影響力がある。オーナーであるマードックの政治思考が紙面に反映されることも多く論調は保守的。
1785年、ジョン・ウォルターによって『デイリー・ユニバーサル・レジスター』の題字で創刊され、1788年1月1日に現在の名前に変更された。
ウォルターは16年編集長を務めた後、1803年に経営権と編集長の座を息子に譲る。ウォルターは、記事の内容が名誉毀損に当たるとして、ニューゲイト監獄に16ヶ月間収監されたことがある。しかし、彼のヨーロッパ中、特にフランスからのニュースを集めるための先駆的な努力が官僚や資本家の中での評判を確立し、政治、科学、芸術、文学の著名な人からの寄稿を広く集め、掲載することでも評判を集める。
初期には競合他社も少なく、莫大な利益を得ていたため、取材活動に多額の費用を充てることができた。また、『タイムズ』は国外に特派員を送った最初の新聞であり、戦場へ特派員を送ったのも『タイムズ』が最初である。W・H・ラッセルは、陸軍に帯同する特派員としてクリミア戦争へ派遣され、イギリスに帰国してからも莫大な影響力を持っていた。1887年から北京へ派遣されていたジョージ・アーネスト・モリソンが、1900年に義和団の乱に遭遇して55日間の籠城を伝えた特派員記事では、柴五郎や日本を好意的に伝え、1902年の日英同盟締結に向けてイギリス国民の世論に大きな影響を与えた。
『インデペンデント』紙がタブロイドサイズ版を発行したことに追随、2003年11月今までの一般紙サイズに加えタブロイドサイズ版も発行されるようになった。2004年9月13日から北アイルランドでは平日はタブロイド判のみとなる。
姉妹紙
オーナー
編集長
- ジョン・ウォルター (1785年 - 1803年)
- ジョン・ウォルター2世 (1803年 - 1809年)
- ジョン・ストッダード (1809年 - 1817年)
- トマス・バーンズ (1817年 - 1841年)
- ジョン・ダレン (1841年 - 1877年)
- トマス・チェーニー (1877年 - 1884年)
- ジョージ・アール・バックル (1884年 - 1912年)
- ジョージ・ジェフリー・ドーソン (1912年 - 1919年)
- ヘンリー・ウェッカム・スティード (1919年 - 1922年)
- ジョージ・ジェフリー・ドーソン (1923年 - 1941年)
- ロバート・マクゴワン・バリントン・ウォード (1941年 - 1948年)
- ウィリアム・ケーシー (1948年 - 1952年)
- ウィリアム・ヘーリー (1952年 - 1966年)
- ウィリアム・リースモーグ (1967年 - 1981年)
- ハロルド・エヴァンス (1981年 - 1982年)
- チャールズ・ダグラス・ホーム (1982年 - 1985年)
- チャールズ・ウィルソン (1985年 - 1990年)
- サイモン・ジェンキンス (1990年 - 1992年)
- ピーター・ストットハード (1992年 - 2002年)
- ロバート・トムソン (2002年 - )
コラムニスト
- サイモン・バーンズ
- アラン・コーレン
- ジャイルズ・コーレン
- マイケル・ゴブ
- ティム・ヘイムス
- アントニー・ハワード
- フィリップ・ハワード
- ミック・ヒューム
- サイモン・ジェンキンス
- アナトール・カレツキー
- マグヌス・リンクレイター
- ベン・マッキンタイアー
- キャトリン・モラン
- リチャード・モリソン
- マシュー・パリス
- リビー・パーブス
- ウィリアム・リース・モッグ
- ピーター・リッデル
- ニック・ロビンソン
- メアリー・アン・ジークハルト
- ジャニス・ターナー
- ペイシェンス・ウィートクロフト