ザ・ヴァージ
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ザ・ヴァージ(The Verge)は、Vox Mediaが運営するアメリカ合衆国の技術系ニュースサイト、メディアブランドである。技術ニュース、科学、デジタル文化、消費者向け電子機器、製品レビュー、特集記事、動画、ポッドキャストなどを扱う[1]。
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| URL | theverge.com |
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| 言語 | 英語 |
| タイプ | 技術ニュース、メディア |
| 運営者 | Vox Media |
| 設立者 | ジョシュア・トポルスキー |
| 編集者 | ニレイ・パテル |
| 営利性 | 営利 |
| 登録 | 任意。一部コンテンツは購読登録が必要 |
| 開始 | 2011年11月1日 |
| 現在の状態 | 運営中 |
沿革
開設の背景
2011年3月、AOL傘下の技術系ニュースサイトEngadgetで編集長を務めていたジョシュア・トポルスキーと、編集幹部であったニレイ・パテルが同サイトを離れた[2]。同年、トポルスキーらはスポーツブログネットワークのSB Nation側と組み、新たな技術系メディアの開設を準備した。
ザ・ヴァージは2011年11月1日に開設された。同日、SB Nationとザ・ヴァージを傘下に置く親会社としてVox Mediaが発足した[3]。開設前には、トポルスキー、ニレイ・パテル、Paul Millerらが暫定的なサイトThis Is My Nextを運営していた[4]。
Vox Media傘下での展開
開設後のザ・ヴァージは、技術ニュース、製品レビュー、長文記事、動画、ポッドキャストを組み合わせた媒体として展開された[1]。Vox Mediaの独自CMSであるChorusを用いたことも、同社のメディア運営の特徴の一つとなった[5]。
2014年、トポルスキーがVox Mediaを離れた後、ニレイ・パテルがザ・ヴァージの編集長に就任した[6]。
2015年、Vox MediaはKara SwisherとWalt Mossbergが設立した技術系ニュースサイトRe/codeを買収した。これに伴い、Re/codeのレビュー部門はザ・ヴァージ側に加わり、Mossbergもザ・ヴァージのレビューに関わることになった[7]。
リニューアルと購読モデル
2022年9月、ザ・ヴァージはホームページとユーザー体験の大規模なリニューアルを行った。Axiosは、この再設計について、従来の技術系ニュースサイトよりも、ソーシャルメディア上のフィードに近い読者体験を目指したものと報じている[8]。このリニューアルでは、編集者や記者が外部の投稿や報道、自社記事を組み合わせて提示する「Storystream」が導入された[8]。また、Vox Mediaの新しいフロントエンド基盤であるDuetを初めて採用したブランドになった[8]。
2024年12月、ザ・ヴァージはサイト全体を対象とする購読サービスを開始した。Vox Mediaは、これをザ・ヴァージ初のサイト全体型有料商品と説明している[9]。購読者向けには、広告を減らした表示、記事へのアクセス、ニュースレター、全文RSSなどが提供される[10]。
2025年7月には、読者がトピックや記者をフォローし、個人化されたフィードや日次メールを受け取れる機能を導入した[11]。
2026年5月、Reutersは、James MurdochのLupa SystemsがNew York Magazine、Vox.com、Vox Media Podcast Networkを取得する一方、ザ・ヴァージ、Eater、Popsugar、SB Nation、The Dodoは買収対象外となり、新しい独立会社側に置かれる見通しであると報じた[12]。
内容
ザ・ヴァージは、速報ニュース、製品レビュー、特集記事、長文記事、動画、ポッドキャストを配信している[1]。扱う分野は、スマートフォン、コンピュータ、消費者向け電子機器、ソフトウェア、人工知能、科学、交通、メディア産業、デジタル文化などに及ぶ。
製品レビューや購入ガイドも主要なコンテンツの一つである。2015年のRe/code買収後には、同サイトのレビュー部門がザ・ヴァージ側に加わった[7]。
ポッドキャストでは、技術ニュースやメディア産業を扱う番組を配信している。代表的な番組にThe VergecastやDecoder with Nilay Patelがある[1]。また、動画コンテンツも展開しており、2022年にはVox Media Studios、21 Laps Entertainmentと共同で、Netflix向けドキュメンタリーシリーズThe Future Ofに関わった[13]。
評価
ザ・ヴァージは2013年、Webby Awardsで5部門を受賞した。受賞部門には、Best Writing、Best Visual Design、Best Consumer Electronics Site、The VergecastによるBest Podcast、Best News Appが含まれる[14]。
2020年には、ザ・ヴァージに掲載されたChloé Cooper Jonesの記事「Fearing For His Life」が、ピューリッツァー賞 特集記事部門の最終候補となった[15]。
2023年には、American Society of Magazine EditorsによるASME Awards for Design, Photography and Illustrationで、ザ・ヴァージの「Homeland」がBest Print Designを受賞した[16]。