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USニューズ&ワールド・レポート

アメリカ合衆国の雑誌 From Wikipedia, the free encyclopedia

USニューズ&ワールド・レポート(ユーエスニューズ・アンド・ワールド・レポート、英: U.S.News & World Report)は、アメリカ合衆国で発行されている雑誌(時事解説誌)。USニューズ&ワールド・レポート社によって発行される。アメリカの時事解説誌としては3番目の発行部数を誇り[3]、1位・2位である『タイム』『ニューズウィーク』の両誌よりも右よりの論調を展開することで知られる[4]。短縮した通称として「USニューズ」が一般的に用いられている。

設立 1948年 (78年前) (1948) (United States News [1933] と World Report [1946]が合併)
主要人物

  Eric Gertler (CEO)[1]

  • Bill Holiber (President)[2]
  • Kimberly Castro (Editor)[2]
製品 College and university rankings
概要 設立, 本社 ...
U.S. News & World Report
設立 1948年 (78年前) (1948) (United States News [1933] と World Report [1946]が合併)
本社
主要人物

  Eric Gertler (CEO)[1]

  • Bill Holiber (President)[2]
  • Kimberly Castro (Editor)[2]
製品 College and university rankings
所有者 U.S. News & World Report, L.P.
ウェブサイト USニューズ&ワールド・レポート
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長らく週刊であったが、広告費減による経営難から隔週(2008年)、さらには月刊(同年)となり、2011年には印刷版の発行を停止し、オンライン版のみとなる[5]。

USニューズ誌の特徴として、1983年から開始された大学ランキング(College and University Rankings)が挙げられる。これは全米の大学をリベラル・アーツ・カレッジ、分野別の単科大学、地域別あるいは全国的な総合大学にわけ、ランキング化して上位40校の一覧を発表するもので毎年話題となる。アメリカ国内で用いられる大学ランキングとして最も一般的である。また、2014年からは、QS世界大学ランキング、THE世界大学ランキング、世界大学学術ランキングに対抗して、初のアメリカ発信となる世界大学ランキング(U.S. News & World Report Best Global University Ranking)の発表をはじめた。

沿革

  • 1933年 ジャーナリストのデイビッド・ローレンスによって週刊誌『USニューズ(U.S.News)』創刊
  • 1939年 同じくローレンスによって週刊誌『ワールド・レポート(World Report)』創刊
  • 1948年 両誌が統合され、『USニューズ&レポート』となる
  • 1983年 大学ランキング(College and University Rankings)の掲載開始
  • 1995年 ウェブサイト「USニューズ・ドットコム(U.S.News.com)」開始

大学ランキング

ベストカレッジランキング カテゴリーの定義

US News & World Reportは、ベストカレッジランキングにおいて、まず大学を比較対象として適切なカテゴリーに分類する。その際、長らくカーネギー高等教育機関分類の基本分類システムに従っており、2026年版ランキングでは2021年版アップデートを採用している[6]。

カーネギー基本分類の10カテゴリーを、以下の4つの主要グループに分類している[6]。

  • 全米総合大学 (National Universities):米国の「国立」を意味するのではなく、全国的(National)に学部課程に加え、修士課程および博士課程も幅広く提供し、多くが研究を重視する大学のグループ(公立225校、私立207校、営利大学4校)。カーネギー分類の「博士課程大学」に相当する。
  • 全米リベラルアーツカレッジ (National Liberal Arts Colleges):学部教育に重点を置き、学位の少なくとも50%をリベラルアーツ分野から取得する大学(公立19校、私立192校)。カーネギー分類の「学士課程:芸術・科学専攻」に相当。
  • 地域大学 (Regional Universities):北部、南部、中西部、西部の4つの地理的エリアに分類される。幅広い学部課程と一部の修士課程を提供するが、博士課程はほとんど提供していない大学(公立237校、私立338校、営利大学15校)。カーネギー分類の「修士課程」に相当。
  • 地域カレッジ (Regional Colleges):北部、南部、中西部、西部の4つの地理的エリアに分類される。全米リベラルアーツカレッジと同様に、主に学部教育に重点を置くが、リベラルアーツ分野の学位は全体の50%未満の大学(公立197校、私立185校、営利目的15校)。カーネギー分類の「学士課程大学:多様な分野」などに相当。

上記以外に、美術、舞台芸術、ビジネス、工学・テクノロジーなどの分野で学位の大部分を取得できる「専門学校およびその他の学校」(191校)も掲載しているが、これらの学校はランキング化されていない[6]。

US Newsは、総合ランキングとは別に、経営学、工学、コンピュータサイエンス、看護学、経済学、心理学といった特定の学部課程分野のランキングも作成しており、これらはピア評価調査のみに基づいている[6]。

2024-2025世界大学ランキング

[7]

2024-2025日本大学ランキング

[8]

全米大学ランキング(Best Colleges)の評価手法

U.S. News & World Reportの全米大学ランキング(Best Colleges)は、40年以上にわたり米国の高等教育機関を評価してきた。2026年版(2025年9月発表)では、約1,700校を対象に最大17の学術的質および卒業生の成功に関する指標を用いて算出されている[9]。

ランク対象の要件

ランキングに掲載されるためには、以下の基準を満たす必要がある[9]。

  • 学士号を授与する地域認定校であること。
  • 従来のキャンパスベースの教育を提供していること。
  • 全日制の1年生を募集していること。
  • 2021年版カーネギー分類に基づいた広範なカリキュラムを提供していること。
  • 学部生が100人以上在籍し、6年以内の卒業率を報告できる25人以上のコホート(学生集団)がいること。

主要な評価項目と重み付け

2026年版では、教育成果(アウトカム)に全重みの半分以上(52%)が割り当てられている。

さらに見る カテゴリー, 重み ...
カテゴリー重み主な内容
学生のアウトカム52%6年以内卒業率(16%)、1年生定着率(5%)、予測卒業率に対する実績(10%)、低所得層(ペル・グラント受給者)の卒業実績(11%)、卒業後の負債額および5年後の収入実績(10%)。
ピア・アセスメント20%他大学の学長、教務部長、入試責任者による5段階の相互評価。数値化が困難な革新性や教育の質を測定する。
教員リソース11-15%学生対教員比率、フルタイム教員の割合、平均給与。
財務リソース8%学生一人あたりの教育サービスへの支出額。住居や娯楽等の非教育支出は除外される。
標準化テスト5%入学者のSAT/ACTスコアの中央値。報告率が低い場合は卒業率に重みが再分配される。
教員の研究力4%総合大学(National Universities)のみ。エルゼビアのデータに基づく論文引用数やトップクラス誌への掲載率。
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※合格率、同窓生からの寄付、クラス規模、高校での成績順位は、現在はランキング算出から除外されている[9]。

データソースと品質保証

情報の正確性を担保するため、以下の多層的なプロセスを採用している[9]。

  • 主要ソース: 大学独自の統計調査、米国教育省のIPEDS、および共通データセット(Common Data Set: CDS)。CDSはIPEDSよりも学部教育の実態(誰が教えているか等)をより詳細に反映する。
  • 二次的ソース: 米国教育省の「College Scorecard」、財務省の所得データ、商務省、およびエルゼビア社の学術データ。
  • 品質管理: 各校の幹部によるデータ精度への署名、過去データとの比較による自動チェック、アナリストによる回帰分析や外れ値検出、および出版前の最終確認。

未参加校への対応

独自調査に回答しなかった大学についても、公的データを用いてランキングが算出される。2026年版では、上位100位以内の国立大学のうち99%がデータを提供している。未参加校については公開されている古いデータが使用される場合があり、ピア・アセスメントの評価対象からも外れるため、検索結果での視認性やプロフィール詳細度が低下する傾向にある[9]。

独立性

U.S. Newsは、ビジネス部門から独立した編集権を維持している。大学による「Best Colleges」バッジのライセンス購入や広告の掲載が、将来を含めたランキング順位に影響を与えることは一切ないとしている[9]。

世界大学ランキング(Best Global Universities)の評価手法

脚注

関連項目

外部リンク

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