Wizard's Soul 〜恋の聖戦〜
From Wikipedia, the free encyclopedia
架空のトレーディングカードゲーム(以下、TCG)「Wizard's Soul」(以下、WS)を通して、主人公・一之瀬まなかの恋と苦闘を描く。
本作の特徴は、TCGを題材としながら恋愛を主軸とした漫画作品であることである。TCGを題材とした漫画の多くは、TCG商品の販売促進の関係から読者層が低年齢層に設定されており、派手なエフェクトや演出が多用され、ストーリー展開も人命や世界規模の災厄に関連する、一種のセカイ系作品が一般的であった。一方本作品では、限りなく現実に近い世界の、架空のTCGを通したラブコメディがストーリーの主軸であり、その点で過去のTCG漫画作品と一線を画する。
作中に登場するTCGのWSは、「Magic: The Gathering」をモデルにしている。作者の秋★枝自身がMagic: The Gatheringのプレイヤーであり、担当のT氏に「カードゲームやってる女の子を描きたい」と酔った勢いで申し出たところ了承を得られ、本作品が誕生した。作中ではWSの明確なルールは説明されないが、TCG界隈でよく使われる用語の説明や「TCGプレイヤーあるある」ネタをちりばめることによって、カードゲームの雰囲気を忠実に再現している。
ストーリー
WSというTCGが世界的な人気スポーツとして流行し、WSの強さが知識・技量・運のバロメーターとして、そしてなによりモテるために必須とされる世界。主人公の一之瀬まなかは、同級生の櫻井瑛太と「友人以上・恋人未満」の緩やかな関係を築いていた。
そんな中、まなかの父親がレアカード詐欺に遭い、多額の借金を負ってしまう。このままでは、家族の平穏な生活が失われてしまうことを予感したまなかは、WSの大会に出場して賞金を獲得することを決意する。