おろち (漫画)
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| おろち | |
|---|---|
| ジャンル | 恐怖漫画、少年漫画 |
| 漫画 | |
| 作者 | 楳図かずお |
| 出版社 | 小学館(掲載誌) 秋田書店(単行本) |
| 掲載誌 | 週刊少年サンデー |
| レーベル | サンデーコミックス |
| 発表号 | 1969年25号 - 1970年35号 |
| 巻数 | 全6巻 |
| 映画:おろち | |
| 原作 | 楳図かずお |
| 監督 | 鶴田法男 |
| 脚本 | 高橋洋 |
| 製作 | 「おろち」製作委員会 |
| 配給 | 東映 |
| 封切日 | 2008年9月20日 |
| 上映時間 | 107分 |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | 漫画 |
| ポータル | 漫画 |
『おろち』は、楳図かずおによる日本の恐怖漫画。またそれを原作とした2008年の日本の実写映画。『週刊少年サンデー』1969年25号から1970年35号に連載された。
不思議な能力を持ち、歳をとることのない謎の美少女「おろち」が、悲壮な運命に翻弄される人々の人生を見つめていくオムニバス形式の作品である。9つのストーリーから成り立っている。
おろちは作品を通しての狂言回し的存在ではあるが、ある人の人生をほとんどただ見つめるだけのこともあれば、みずからその不思議な能力を使ってストーリーに積極的に介入していく場合もある。超越した存在であり危機に陥ることもないが、最終話のみは自ら当事者と一体化することを強いられ、一転して凄絶な虐待や暴行を受けることになる。
楳図作品の中では、怪談的な恐怖よりも、人間誰もが心に持つ恐ろしい部分を描き出した心理的ホラーに近い作品である。ラストでのどんでん返しも多い。
あらすじ
- 姉妹
- 「18歳の誕生日を迎えると醜くなっていく」という血筋の家に生まれた美人姉妹による、女心の恐ろしさと執念を描く。
- ステージ
- 幼くして交通事故で父をなくした少年が、暗い影を持ちながらも歌手として華やかなステージを目指す。
- カギ
- 嘘つき癖のあるオオカミ少年のような男の子が殺人事件の現場を目撃するのだが、大人は誰も信じようとしない。やがて男の子は命を狙われる。
- ふるさと
- 田舎の村を出てヤクザの道を進んでしまった青年が脳に重傷を負った時、ふるさとへの思いが恐ろしい奇跡を起こす。
- 骨
- 若くして夫を亡くした女を不憫に思ったおろちが、夫に似せた人形を作って命を与えようとするが、失敗。物語は恐ろしい方向へ向かう。最もホラー的要素が強い作品。
- 秀才
- 1歳の誕生日に強盗に首を切りつけられた少年が、ある秘密を知ってから勉強に没頭する。
- 眼
- 盲目の少女が命を狙われた時、想像を超えた力を発揮する。
- 戦闘
- 父が持つ恐ろしい戦争体験を知る中で、苦しみながら人間の醜さや生きることの意味を理解していく少年の姿を描く。ストーリーの面白さを追求した「おろち」シリーズの中では異色と言える、哲学的要素の強い作品。
- 血
- 名家に生まれ、優秀な姉と比較され続け惨めな人生を送る妹を中心に、悲壮な人間模様を描く。おろちの重要な秘密も明らかにされる、シリーズのクライマックスに当たる作品。