夏のおたより郵便葉書
日本郵便株式会社が「かもめ~る」として発行していた郵便はがきの一種
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歴史
1950年(昭和25年)から発行されており、当初は『暑中見舞用郵便葉書』と呼称していた。1986年(昭和61年)6月16日より「くじ」(懸賞)付きとなり、愛称「かもめ〜る」が付けられた[3]。愛称の制定にあたっては、夏をイメージする「かもめ」(ただし、日本での実際のカモメは冬季に越冬のため飛来する冬鳥)と「メール」を合わせた造語で、「カモン・メール」の意味も込められている。なお、符号は長音符(ー)では無く波ダッシュ(〜)が正式である。日本郵政公社時代の2006年(平成18年)より名称が『夏のおたより郵便葉書』に変更された[4]。
2020年(令和2年)夏のおたより郵便葉書をもって発行は終了した[5]。以降、暑中見舞い・残暑見舞いに適したはがきとして2021年(令和3年)には『絵入り葉書』を[6]、2022年(令和4年)以降は『夏用はがき』を販売している[7]。いずれもくじがないなど相違点がある。
発売枚数は1993年(平成5年)の3億4千万枚がピークで[5]、2000年代前半に急減し、2008年(平成20年)に2億1,530万枚と一旦底を打った[8]。その後、「かもめタウン」サービスが好調だったことにより、2015年(平成27年)は2億7,138万枚[9][8]、2016年(平成28年)は2億7,246万枚まで回復したものの[10]、電子メールやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)をはじめとした電子媒体の普及、郵便料金の改定によるコスト増加などで2019年は2億1,441万枚と急減し[11]、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた最後の2020年(令和2年)は1億4,005万枚であった[12]。
くじ
年賀はがきと比較して、高額当せん品については、低額なものが高確率で当せんするように設定されていた。逆に末等の郵便切手は、2018年までは当せん品の額面が高い反面[注釈 1]、年賀はがきと比較して当せん確率が低かった[注釈 2]。なお2017年は、末等がQUOカードとなり、切手ではなかった[16]。
2019年・2020年は年賀はがきの当せん品と類似の小型切手シート[17]が100枚に1枚の当せん確率で加わった[11][12]。2020年は小型切手シートの印刷不良により、引換開始が延期された[12]。なお小型切手シートは2005年までは賞品として存在したが[18]、2006年からはなくなっていた[4]。