びらん

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糜爛びらん: erosion)とは、表皮の不完全な欠損による皮膚の連続性が失われた状態である[1]。糜爛は湿性かつ限局性であり、通常は陥凹している[2]。これは、水疱が破れたり、擦りむけたりすることで生じる。「爛れ」とも呼ばれ、治癒しても傷跡(瘢痕)が残りにくいという特徴を持つ。損傷がさらに深くなり、真皮や粘膜下層まで達すると「潰瘍」と呼ばれる。 主に滲出液で覆われている。

左から、皸裂、糜爛、潰瘍

潰瘍との違い

糜爛は損傷が表皮(粘膜の場合は上皮)にとどまるものを指すが、潰瘍は損傷が真皮(粘膜の場合は粘膜下層)以下の深さに達したものを指す。このため、糜爛は瘢痕を残さず治癒するが、潰瘍は治癒後に瘢痕を残すことが多い。

上記以外の意味

「世の中が乱れ、人々が疲弊しきっている状態」を比喩的表現として「糜爛」ということがある。

関連項目

出典

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