アイウエオリババ
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昔、ペルシャにアリババ、イリババ、ウリババ、エリババ、オリババの五人からなる五つ子(アイウエオリババ)がいた。ある日、アイウエオリババが山へ薪を採りに行った。その時、盗賊の秘密の洞穴を見つけた。するとそこに盗賊達がやって来た。盗賊達は「開け、ゴマ」という呪文で扉を開けて洞窟の中に宝物を入れ、「閉じよ、ゴマ」という呪文で閉め、洞穴から去っていった。それを見ていたアイウエオリババは、呪文を覚えて「開け、ゴマ」で開けてみた。中に入っていた宝物を持っていって、「閉じよ、ゴマ」で閉め、宝物を街の人たちに分けてきた。街の人達は喜び、宝物を大切にした。
ある日、それを知ったカシムとカシムの妻は、アイウエオリババに無理矢理呪文を聞き出し、洞穴の前に行った。だが、呪文を忘れてしまい、ひたすら「開け」に、穀物の名をつけて言ってみた。ようやく「ゴマ」と判って扉が開き、宝物を持って行くところを盗賊達に見つかってしまい、殺されそうになったが、そこにアイウエオリババが現れる。自分たちが金貨を取ったといい、盗賊達が洞穴に入った際に、アイウエオリババが「閉じよ、ゴマ」で扉を閉めたため助かった。そして街に帰ると、人々からお礼を言われた。