イ短調。冒頭、ホルンと弦楽器の掛け合いが終わると、第1主題である“Avening and Bright”が現れる。短調で、舞曲風のこの主題が低弦に登場すると木管、ヴァイオリンへと受け渡されながら発展され、1つの頂点を形成すると、静かになってクラリネットに第2主題である“The Croppy Boy”が登場する。このゆったりした美しい旋律もハーティの巧妙なオーケストレーションによって様々に姿を変え、発展してゆく。木管やホルンの柔らかい響きが中心となって進むが、コーダに突入すると第1主題が突如全合奏で力強く奏され、断ち切るように終わる。
第2楽章「定期市の日」
変ロ長調。スケルツォ楽章にあたる。冒頭、ヴァイオリンの下降音形に木管が応え、定期市の日のにぎやかな町の様子を2つのリズミカルな旋律、“The Blackberry Blossom”と“The Girl I left behind me”を用いて描く。弦楽器、木管へと受け渡され、最後には打楽器群やトランペットのソロも登場し、ひっそりと静まっていったかと思うと、ティンパニの強烈な一撃で曲を閉じる。