「アディオス・ノニーノ」には、さまざまな編曲による演奏が残されている。初録音は、キンテート(五重奏団)によるスタジオ録音(1961年)で、かなりオーソドックスな演奏である。その後1969年に、ピアノのカデンツァをフィーチャーしたキンテート用の編曲が発表された。他にも、さまざまな編成のための編曲がみられる。1980年代のものは、1969年の編曲をもとに、カデンツァ部分をシーグレル(ピアノ)用に書き直したものと言われている。
ステージでの即興演奏を好んだアストル・ピアソラは、アルゼンチン・タンゴの演奏家としては珍しくライヴ・レコーディングや映像を多く残している。
- 「ライヴ・イン・トーキョー」(1982年録音)
- 「アディオス・ノニーノ」「ブエノスアイレスの冬」「ラ・クンパルシータ」(歌:藤沢嵐子)などを含む16曲。
- 「ライヴ・イン・ウィーン」(1983年録音)
- 「アディオス・ノニーノ」「ブエノスアイレスの夏」「リベルタンゴ」などを含む8曲。