アルキジンナジオ
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ボローニャ大学の最初の大学棟となったアルキジンナジオ館は、それまで街の様々な建物に分散されていた法学部(民事法、教会法学)と学芸学部(哲学、医学、数学、物理学、自然科学)とを一つの建物内に統合することを目的として1563年に建設された。
この大学統合計画は、それぞれ枢機卿カルロ・ボッロメオが教皇特使、ピエール・ドナート・チェージが副特使であった当時に施行され、当時の教皇庁にみられた中央集権化傾向に呼応するものであると同時に、新しい宗教的状況に対応するものでもあった。同館の建設によって、四方に分散していた私塾的な気質を持った大学教育機関が新たに統合され組織立てられたこの年は、文化、社会にも影響をもたらすことになるカトリック教会の再編を目論んだ改革決議であるトレント公会議が閉会した年でもある。
