アルボランという名は、チュニジアの海賊であったムスタファ・ベン・ユースフ・エル・マグムズ・エド・ディン(Mustafá ben Yusuf el Magmuz ed Din、別名アル=ボラニAl-Borany)がつけた名称である、アル=ボラニ島に由来する。なお、アル=ボラニとはトルコ語で「嵐」を意味する他に、野菜を使ったアラビア料理のアル=ボラニア(Al-Borania)を指す。この島を、彼は一時の隠れ家にしたり、ジブラルタル海峡を通る商船を襲撃する際の足がかりとしていた。また、後世には、オスマン帝国がアルメリア沿岸へ攻撃を仕掛ける際の前線基地となった。