トゥオルが16歳になったころ、アンナイルの一族は洞窟を捨て、ノルドールの門を抜けて南方へ避難しようとした矢先にオークと東夷の軍勢に襲われ、ちりぢりになって逃げた。しかしトゥオルは捕らわれ、東夷のロルガンの捕虜となった。三年を奴隷として過ごすと、成長したかれは番人を倒して逃げ出し、アンドロスの洞窟へと戻った。トゥオルはアンナイルから教えられていたノルドールの門を探して、四年のあいださまよい、行き会う東夷を多く殺し、そのため賞金首となった。しかしかれは門を見いださず、わずかに山中に残ったエルフたちも何も知らなかった。アンナイルとかれの一族の多くはファラスの領主キーアダンのもとにたどり着き、水の王ウルモはトゥオルの窮状を知った。ウルモはトゥオルを使ってノルドールを助けることを決めた。