フックスイッチ
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概要
初期の電話機(右に示すような壁掛け電話機やキャンドルスティック電話機)では、サイドトーンの観点から、送話器(マイク)は本体に固定され、受話器(スピーカー)のみが本体から分離されケーブルで接続されていた。電話を使用していないときは、これを本体のフックに掛けていたことから、「フック」という名称がついた。その後、送話器と受話器が一体化して、まとめて「受話器」と呼ばれるようになり、このスイッチの形状がフック式でなくなっても、名称はそのまま残された。
受話器が電話機に置かれた状態をオンフック(on-hook)という。フックスイッチが受話器により押下されており、このとき回路は開放されている。電話回線のループ抵抗は1メガオーム以上となる(電話機を取り外している状態と同じ)。受話器を上げた状態をオフフック(off-hook)といい、フックスイッチの押下状態が解除されて回路が閉結され、電話回線のループ抵抗が下がるため、電話交換機は受話器が上げられたことを認識し、発信音を送出する。
フッキング

通話中にフックスイッチを押下しすぐに離す動作をフッキング(hooking)またはフックフラッシュ(hook flash)といい、コールウェイティング(キャッチホン)において保留呼と通話呼を切り替えるなど、特殊な動作を行うために使用する。電話機によってはフッキングを自動で行うためのボタン(フックボタン)がついている。

