オルチャータの起源は大麦を使った飲料であり、名前もラテン語で大麦を意味するホルデウム(hordeum)に由来している。大麦を使った飲料はヨーロッパ各国で独自に発展し、イギリスではアーモンドを使用し、カクテルなどに用いるオージェイト・シロップ(英:Orgeat)、スペインではキハマスゲ(ショクヨウガヤツリ)を使用するオルチャータ・デ・チュファ(horchata de chufa)などに変化した。それらの中で現在でも大麦を主原料としているものは無い。
キハマスゲの地下茎(チュファ)の絞り汁に水、砂糖もしくは蜂蜜を加えて作られるのがオルチャータ・デ・チュファである。通常スペインでオルチャータと呼ぶ場合はチュファを原料とするものを指す。
乳白色もしくはわずかに黄色がかった乳白色で、牛乳のようなまろやかな味わいと独特の香ばしい風味があり、好みによってアーモンドの粉末やシナモンのようなスパイスを加える飲み方がある。
従来は販売の際にその場でチュファを絞っていたが、現在ではあらかじめ混ぜたものを冷蔵し、ポットや撹拌機能付きのディスペンサーから注ぐのが主流となっている。さらに家庭・業務用に水で戻す粉末タイプや、濃縮タイプも販売されている。