カラチャイ湖の放射能汚染
From Wikipedia, the free encyclopedia
ロシアのカラチャイ湖(Lake Karachay)は、かつて地球上で最も放射能汚染が激しい場所の一つとして知られていました。1951年以降、ソ連のマヤーク核技術施設から出る高レベル放射性廃棄物の直接的な投棄場所として利用されたためです。
※現在は、汚染物質の拡散を防ぐために石やコンクリートで完全に埋め立てられており、湖としての姿は残っていません。
汚染の経緯と現状
- 直接投棄: マヤーク核施設でのプルトニウム生産に伴い、大量の放射性廃液が無処理のまま湖に流されました。
- 汚染のピーク: 1990年頃、湖畔に1時間立つだけで致死量の放射線(約600レントゲン)を浴びるほど危険な状態だったと報告されています。
- 1967年の災害: 干ばつにより湖面が干上がり、風によって放射性物質を含んだ砂塵が周囲数千平方キロメートルにわたって飛散し、数十万人が被曝しました。
- 埋め立て作業: 1978年から始まった埋め立てプロジェクトにより、現在はコンクリートブロックや土砂で完全に覆われています。しかし、地下水を通じた汚染の拡大が今なお懸念されています。検出された主な放射性物質
- セシウム137 および ストロンチウム90: 長期にわたる汚染の主因。
- プルトニウム: 湖底の堆積物に吸着した状態で残留しています。
↑これらすべてはより核分裂しやすいものです(例でウラン235(U235)やプルトニウム238(Pu238)などがとくに)