キンセンカ
キク科の植物
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トウキンセンカ(唐金盞花、学名:Calendula officinalis[1])とヒメキンセンカ( 姫金盞花、Calendula arvensis L.[2])があるが、一般にキンセンカと言えばトウキンセンカの事を指す。キク科の植物。別名はカレンデュラ[注釈 1]。ポットマリーゴールドと呼ばれる食用キンセンカと園芸キンセンカでは葉の違いや育て方の違いがある。暖地で秋蒔きすると12月~2月頃から咲き始める。通常は3月から5月が花の最盛期で、夏には株が枯れる。
| キンセンカ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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キンセンカの花 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Calendula officinalis L. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| キンセンカ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Pot Marigold |
概要
原産地は地中海沿岸。北アメリカ、中央アメリカ、南ヨーロッパなどで栽培されている。春咲き一年草として扱うが宿根草タイプは冬を越すので「冬知らず」の名で市場に出回る。
葉は長さ5〜18センチメートルの単葉、しばしば荒い毛が生えている。花径10cmほどでオレンジ色や黄色の花を咲かせる。花容は一重、八重、また中心に黒のスポットのあるものと多彩。
観賞用のほか食用品種(食用きんせんか、カレンジュラ)もある[5]。日本では観賞用として花壇などに植えられるが、ヨーロッパでは原種はハーブの1つに数えられるエディブル・フラワー(食用花)である。
キンセンカの軟膏は火傷からにきびまで幅広い皮膚のトラブルの治療薬になると考えられている。「貧乏人のサフラン」、「エジプトサフラン」と呼ばれるように、花弁がサフランの代用品として利用されることが多い[6]。
栽培
人間との関わり
トウキンセンカ(カレンデュラ)の学名「Calendula」は、ラテン語で「月の初めの日」という意味。花期が長くどの月でも咲いているために名付けられ、英語のカレンダーの語源となっている[7]。
キンセンカの花ことばは「別れのかなしみ」。これはギリシャ神話の、太陽神アポロンとクリムノンの物語に由来する。
太陽神アポロンとクリムノンは相思相愛だったが、二人に嫉妬した雲の神が空を8日間覆いアポロンを隠してしまった。8日もアポロンの姿がみえない事に絶望したクリムノンは、ショックのあまりに痩せ衰え死んでしまう。9日ぶりに姿を見せた太陽神アポロンは、愛するクリムノンを不憫に思い、死体をトウキンセンカに変えたという[8][9]。
また、16世紀の英国の劇作家ウィリアム・シェイクスピアは、戯曲『冬物語』の中でキンセンカを「太陽と共に眠りに就き、太陽と共に泣きながら起きる花」と表現している[7]。
『Winter’s Tale』Act 4 Scene 4(William Shakespeare)
「Here's flowers for you;Hot lavender, mints, savoury, marjoram;
The marigold, that goes to bed wi' the sun And with him rises weeping[注釈 2]」
