カール・シュトゥンプ
From Wikipedia, the free encyclopedia
シュトゥンプはフランツ・ブレンターノとルドルフ・ヘルマン・ロッツェの下で学んだ。シュトゥンプは現代現象学の樹立者であるエドムント・フッサールや、ゲシュタルト心理学の共同樹立者であるマックス・ヴェルトハイマー、ヴォルフガング・ケーラーとクルト・コフカ、同様にクルト・レヴィンに決定的な影響を与えた。また「事態(Sachverhalt)」の概念を哲学に導入したことでも知られる。この概念はとりわけフッサールの著作によって広まった。
シュトゥンプはブレンターノの最初の学生の一人で、ブレンターノの初期の理論の極めて近くに留まった。1868年にゲッティンゲン大学のロッツェの下で論文を書き、1870年には大学教授資格をもそこで取得した。後に実験心理学の経験的方法により一層の興味を抱き、この新しい学問のパイオニアの一人となった。彼はゲッティンゲンで教鞭をとり、それからヴュルツブルクの教授となり、後にプラハ、ハレ、ミュンヘン、そして最後にベルリンで教授となった。そこでは彼の弟子のマックス・ヴェルトハイマー、クルト・コフカとヴォルフガング・ケーラーがゲシュタルト理論のベルリン学派を築いた。
弟子のオスカー・プングストと共同で1907年には賢いハンスの謎を解き、それによって実験心理学が一般に受け入れられるようにした。
1890年にシュトゥンプはバイエルン科学アカデミーの正会員に選ばれた。1929年からはプール・ル・メリット科学芸術勲章の会員となった。
九州大学附属図書館の中央図書館には「カール・シュトゥンプ(Carl Stumpf)の旧蔵書」が、シュツンプ文庫(2044部3875冊)として所蔵されている。
カール・シュトゥンプの助手
- フリードリヒ・シューマン (de:Friedrich Schumann) (1863-1940), 在任期間 1894-1905
- エーリヒ・モーリツ・フォン・ホルンボステル (Erich Moritz von Hornbostel) (1877-1935), 1905-1906
- ナルツィス・カスパー・アッハ (Narziß Kasper Ach) (1871-1946), 1906-1907
- ハンス・ルップ (1880-1954), 1907-1910
- アデマール・ゲルプ (1887-1936), 1910-1912
- ヨハネス・グスタフ・アレシュ (1882-1967), 1912-1921
