キャロル交響曲
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『キャロル交響曲』(A Carol Symphony)は、イギリスの作曲家ヴィクター・ヘリー=ハッチンソンが1927年に作曲した、全編にクリスマス・キャロルを素材として用いた交響曲である。
構成
スケルツォを第2楽章に配置した古典的な4楽章制の交響曲である。各楽章につき1つずつのクリスマス・キャロルが素材として使われており、後半2楽章では付随的にもう1つずつのキャロルが扱われる。全曲は切れ目無く演奏される。
- 第1楽章 Allegro energico
- 「神の御子は今宵しも(Adeste Fideles)」による。
- 第2楽章 Scherzo: Allegro molto moderato
- スケルツォ。「世の人忘るな(God Rest Ye Merry Gentlemen)」による。
- 第3楽章 Andante quasi lento e cantabile
- 「コヴェントリー・キャロル(The Coventry Carol)」による緩徐楽章。中間部では、幻想的なハープの音色に導かれて「牧人ひつじを(The First Nowell)」の旋律が現れる。
- 第4楽章 Allegro energico come prima
- 「Here We Come A-wassailing」と、第1楽章でも用いられた「神の御子は今宵しも」が対位法的に組み合わされる。