キワ・ヒルスタ

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キワ・ヒルスタKiwa hirsuta)は、キワ属に分類される甲殻類の一種。2005年南太平洋で発見された。

カリフォルニア州に本拠地を置くモントレー湾水族館研究所(MBARI)のRobert Vrijenhoekらが率いるチームが、深海調査潜水艇アルビン号を母船「アトランティス」から操縦してこれを発見した。それはイースター島から南に1,500kmの南太平洋沖、深度2,200mの位置で太平洋南極海嶺 (英:Pacific-Antarctic Ridge) の熱水噴出孔の周りで生活していた。

特徴

キワ・ヒルスタの腹側

体長約15cmの十脚甲殻類で、巨大なはさみを含めた胸脚が毛皮のような白っぽい多くの毛 (setae) で覆われる。その風貌から"Yeti lobster"(イエティ(雪男)のロブスター)や"Yeti crab"(イエティのカニ)と呼ばれる。

目は極端に退化し、膜のようなものが残っているだけで、おそらく見えていないと考えられる。前述の毛に覆われたはさみには糸状菌を蓄えている。それは熱水噴出孔から噴き出す有鉱物を解毒するため、もしくはそれを食料にするためではないかと考えられている。普段は藻類や小さな甲殻類を食べている。

名前の由来と間違い

文献

外部リンク

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