クラッシュカバー

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航空事故に遭遇し、焼け焦げた郵便物

クラッシュカバー英語: crash cover)とは、交通機関の事故によって、逓送が妨げられる等の郵便事故に遭遇した郵便物を指す。狭義では、航空事故カバー、つまり、航空事故の事故機から回収された郵便物を指し示す。しかし、広義では、海難事故や鉄道事故など、様々な事故によるものも含む。

通常、郵便物の逓送には、様々な交通機関が使用されるが、なんらかの事故によって、たとえば地震・水害などのため、交通が滞り、延着することがある。この時、遅延の理由を説明する説明文を記した付箋、もしくはスタンプが押される場合がある。

また、輸送機関の事故の中でも、船舶の遭難や航空機の墜落に遭遇した場合には、郵便物が滅失する場合も少なくない。たとえ運良く回収されても、その郵便物は毀損汚損(水ぬれや焼け焦げ等)を受けている場合がある。そのため、付箋やスタンプにくわえ、テープで補修したり別の封筒に入れなおし、受取人もしくは配送人に送り返されることがある。それらクラッシュカバーは、切手収集家や歴史愛好家によって高額で取引されることがある。

切手収集家のなかでも、航空郵便史コレクションを専門分野に収集するものにとって、このようなクラッシュカバーは非常に珍重されている。特に悲劇的、かつ重要な事故に遭遇したクラッシュカバーほど珍重される。

具体例

参考文献

外部リンク

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