ケイシー・ロジャース
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ミズーリ州モアハウス市生まれだが、2歳の時にはカリフォルニア州に移り住んだ。本名はImogene Rogers。子供の頃に野球が得意だったことから、有名な詩「Casey at the Bat」にちなんで友だちからCaseyというあだ名をつけられ、この頭文字をCからKに換えて後の芸名とした。
当初はLaura ElliottまたはLaura Elliotという芸名で、パラマウント映画での俳優の仕事を始めたケイシーは、『諜報部員ディック・バートン』(1949年)、『サムソンとデリラ 愛と裏切りの伝説』(1949年)、『Paid In Full』(1950年)、『失われた世界』(1951年)と順調にキャリアを重ね、アルフレッド・ヒッチコックの『見知らぬ乗客』(1951年)にも出演した。
1950年代中ごろからはTVドラマシリーズに数多くゲスト出演していたが、1964年には『Peyton Place』で主役に抜擢される。さらに1966年には、アイリーン・バーノンから引き継ぐ形で『奥さまは魔女』のルイーズ・テイト役に抜擢された。1972年に番組が終了してからは、若干のTVドラマやバラエティーなどにゲスト出演していたが、やがて家庭に専念するために俳優を廃業した。2度の結婚で儲けた4人の子供たちを育て上げてからは、執筆やTVシリーズ『Son of a Witch』の脚本などで、その才能を生かしていた。
モータースポーツ
1970年代からはオートバイに興味を持ち始めた。息子が購入し草レースで優勝したことに触発され、ケイシー自身もバイクに乗り始めた。だが、最初に所有したホンダ製500ccロードスポーツには取り回しに苦労させられ、すぐに125ccダートトラック用に乗り換えた。これが、モトクロスレースの世界とかかわりを持つきっかけになった。1974年、彼女は女性ライダーを支援する組織PURR(PowderPuffs Unlimited Riders and Racers)を立ち上げ、1975年にはロサンゼルス・メモリアル・コロシアムで女性選手による大会を開催し、大成功を収めた。なお、PowderPuffとは『Modern Cycle Magazine』誌で連載していた彼女のエッセイのタイトルであり、現在では女性レースのクラス名ともなっている。
1977年まではレースにも出場しており、ケイシーは女性ライダーとして、またオーガナイザーとしてパイオニアのひとりに挙げられている。